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「助けてくださーい!」 事故で横転し品種ごちゃ混ぜになった“訳あり”チューリップ球根が涙の完売直前

通称“チューリップガチャ”。

助けてくださーい!(画像は国華園オンラインショップより)

 園芸品販売の国華園で11月4日から通販している、「訳ありごちゃまぜチューリップミックス」の“訳あり”っぷりがすごいことになっています。オランダから輸入した大量にチューリップの球根が入ったコンテナが、事故により横転。さまざまな品種がごちゃ混ぜになってしまったそう。なんてこったい!

うわぁぁっ
事故当時の画像(画像提供:国華園)
「残念な訳あり」

 もはやどの球根がどの品種なのか、見た目での判別は不可能に。そこで国華園は緊急企画として、一般品種から高級品種まで「ごちゃ混ぜ」になった球根を格安で販売することにしたのです。どんな華が咲くのか、育ててみるまで分かりません。ここに“球根ガチャ”が誕生しました。

コレしかない!
ドーンッ!

 その格安っぷりはすさまじく、1パッケージ100球で1380円(税・送料込)。なんと1球14円弱です。「とにかく大量のチューリップがほしい!」「さまざまな種類の花が見てみたい!」という方にお勧めという、ニッチな宣伝文が涙を誘います。

 この大事故っぷりに、ネット上では同情の声が多数あがりました。100球からの購入ということでさすがに買えないという人は多かったものの、Twitterなどで広く拡散。同社のTwitter担当者は「ボーナスが球根現物支給という悲劇」すら覚悟していたそうですが、少しずつ売れ始めます。

混ぜ混ぜ
色んな種類が欲しい人はたくさん課金を
ボーナス球根
翌日から注文が殺到
あっという間に全体の2割5部が売れました
緊急企画の緊急企画
100球はこれぐらい

 “球根ガチャ”の話題は広まり続け、11月10には関西で放送されている情報番組「ちちんぷいぷい」で、11月14日にはTBSの「Nスタ」でも取り上げられたとのこと。同日、サイトはアクセス過多で一時つながりにくくなったそう。

「ちちんぷいぷい」に取り上げられたとき
「Nスタ」に取り上げられたとき

 そして11月11日。ついに「在庫残りわずか」の状況に。おおぉぉ……!

国華園に話を聞く

 ネットとTwitterの力により無事売れた“球根ガチャ”。果たして完売したのか、そしてその裏では何がおきていたのか。国華園に話を聞いてみました。

―― 完売しましたか

国華園: まだ少しだけ残っています(11月15日時点)。おかげさまで、もうほとんど売れました。

―― どのタイミングで売れ行きが伸びましたか

国華園: Twitterで1万RTを超えたころから伸びだしました。時間にすると、11月6日の13時ごろです。それと、テレビに取り上げられた日は特に売れました。

―― 事故の知らせを聞いたときはどう思いましたか

国華園: 悲しかったですね。普通なら廃棄になってしまいますから。しかし、当社ツイート担当者がネットで販売してみようという提案を出し、上からも許可が出たため今回の“球根ガチャ”を販売することになりました。

―― 全部でどのぐらい横転しましたか

国華園: 約50万球です。運送用のコンテナにすると約500ケース分程度になります。

―― 1球14円程度ですが、相場の何割引きぐらいになっていますか

国華園: 普通の球根だと半額程度で、ほぼ原価です。少量ですが混じっている高級球根だと7割引き程度で、原価を割れていると思います。

―― “球根ガチャ”というネーミングはどなたが付けましたか

国華園: 当社ツイート担当者が名付けました。


 国華園のツイート担当者さん、やり手ですね……! もう在庫はかなり少ないようなので、ほしい方は急いでどうぞ。

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