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スズキ「スーパーキャリー」にスズキ「バンディット」のエンジンを移植!? スズキ愛の終着点とも言える魔改造マシンが海外で話題に

これがスズキストの境地か。

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 スズキの四輪自動車「スーパー・キャリー」に、同じくスズキのバイク「バンディット」を融合させるという、悪魔的な改造を施したマシンが海外のオークションサイト「eBay」に出品され、注目を集めていました。


スズキ「バンディット」のエンジンを移植したスズキ「スーパー・キャリー」に、スズキのバイクを搭載しておでかけする写真も。世界よ、これがスズキストである

 この魔改造スーパー・キャリーは、現在は生産されていないワゴンタイプのスーパー・キャリー(1991年製)がベース。搭載されている660cc直列3気筒エンジンは排除され、海外向けに販売されている「バンディット1250(GSX1250F/2010年モデル)」に搭載されている1254cc水冷4気筒エンジンが移植されています。

 エンジンは座席の後ろに取り付けられており、バイク用ガソリンタンクと横並びで配置されています。

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外観と運転席はこんな感じ。メーターの主張が激しい

エンジンと燃料タンクがシートの後ろに設置されている

 6速トランスミッションやワイヤーハーネス、スピードメーターと燃料計など、いくつかのメカニクスがバイクから移植されており、もはやクルマの形をしたバイクといった状態になっています。

 スズキ愛、ここに極まりといった感じの魔改造スーパー・バンディット・キャリーですが、最終的に4100ポンド(約58万円)まで入札されるものの、残念ながらオーナーが設定した最低価格に届かず、2019年1月17日に締め切られて流札となってしまったようです。

 このあとスーパー・バンディット・キャリーがどうなってしまうのか気がかりですが、良き貰い手が見つかることを祈っています。

春山優花里@haruYasy.

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