「ツインテールこそ正義」 全身全霊をかける「日本ツインテール協会」の熱い思い(2/2 ページ)

» 2012年03月28日 10時00分 公開
[笹山美波,ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「ツインテールこそ正義だ」

 日本ツインテール協会は、古谷さんとLaugh Valleyの社員を含む4人が中心になって運営している。本業もこなさなければならないため、休日を削ったりして「全身全霊でやっている」。古谷さんは昨年末以来「1度も休めていない」状況だが、「ツインテールによってうれしい、楽しいと思ってくれてる人がいれば、それだけで頑張れる」と意欲を燃やしている。


画像 撮影風景。写真を撮るたび「ナイスツインテール!」との掛け声が響き渡る(らしい)
画像 カメラを持つのは古谷会長

 サイトには自薦・他薦を問わず、モデルやアイドルから一般人まで、「ツインテール女子」の応募が多数寄せられている。なるべく応えようと、東京の事務所から新潟や福岡まで撮影に行っている。会長個人の趣味でやっている“俺得”なサイトなので、交通費や撮影費はすべて自腹。そのため協会の収益は「大赤字」だが、今後はオリジナルグッズや写真集の販売などで黒字化を目指す。

 会員数はまだ30人ほどで、運営陣とサイトに載ったツインテール美女のみ。ネットや周りの反応は上々で「見ているだけでも平和を感じられる」「(ツインテールは)もっと評価されるべき」とポジティブな意見が寄せられ、会員になりたいという問い合わせも多い。近日中に、ツインテール好きなら誰でも入会できる仕組みを設ける予定。現在の活動はサイトの更新が主だが、年末にはツインテールの似合う「2次元から3次元までの女の子」を表彰する「ツインテールアワード」も企画している。サイトコンテンツの拡張や、他社とのコラボも積極的に行うつもりだ。

 まずはサイトを盛り上げたいが、将来はツインテールの日が、ハロウィンやクリスマスのように世界中で楽しまれる「ちょっとしたスペシャルデー」になってほしいと古谷さん。ツインテールの日にツインテールにするために、多くの女性がヘアアクセサリーを買うようになれば、ヘアアクセサリー業界が元気になるかもしれない。同じようにしてツインテールにちなんだパーティーが企画されれば、飲食業界やアパレル業界が盛り上がる可能性もある。古谷さんは2月2日がいつかそんな日になると「確信」している。

 ツインテールのツインは数字の2。指で表せばピースサインになり「平和の象徴」だと古谷さん。しかもツインテールはする側、見る側の表情を笑顔にし、かわいい・たのしい・うれしいといった感情で「みんなをハッピーにしてくれる」。大好きなツインテールの魅力を広めることで、日本や世界が平和になってくれたらとの願いを込めて、古谷さんは「ツインテールこそ正義だ」という名言(?)を力強く語った。


画像 発売予定のオリジナルTシャツ
画像 普段着にもかわいいし、これを着てツインテールの女の子が出るライブに行ってもいい

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」