伝説の格ゲー「エアガイツ」の世界大会(17年ぶり2回目)が開催! 全国から猛者集結:1000人が見守った?(4/4 ページ)
マニアに地域、時代を超えて愛されるエアガイツ
エアガイツ熱に包まれているのは、関東だけではない。関西では西のエアガイツ仮面が大阪のゲームセンター・コーハツにて対戦会を実施している。ミカドでの対戦会と同じく、2012年頃は参加者が数人しかいなかったが、2014年には20人近くまで増加。古参エアガイツァーの参戦もあり、アーケードゲーム好きが集まってきたのだという。今後も週1ペースでの対戦会を継続していくということだ。今回の大会でも関西勢が満を持して上京し、関東勢に負けず劣らずの戦いっぷりを見せた。
大会参加者には、1998年に開催された第1回世界大会に参加した古参プレイヤーも数人いた。当時18歳だったマサシロウさんは、大会参加のために北海道から上京した思い出を振り返る。第1回大会参加者のみに配布されたポストカードを持参してきたマサシロウさんは、「1998年当時は格闘ゲーム業界の中でも、新しいものを作ろうという流れがあり、独特のゲームシステムを持つエアガイツはその最先端でした」とその魅力を語ってくれた。
リアルな“場”としてのゲームセンター
それでは、かつてエアガイツァーだった人や、今回初めてエアガイツを知ったという人たちは、どこでそれを楽しむことができるのだろうか。現在、エアガイツはミカドや立川ゲームオスローを始め、北は北海道、南は沖縄まで、全国10以上の店舗で稼働が確認されている。詳細は、西のエアガイツ仮面がエアガイツ関連情報をまとめているWebサイト「エアガイツWiki」を参照してほしい。
対応するプレイステーションの家庭用機器を持っていれば、「ゲームアーカイブス」からダウンロードプレイすることも可能だが、ぜひゲーセンに足を運ぶことをおすすめする。猛者たちの妙技を目の当たりにできるほか、ゲームセンターという場が持つ独特の空気感を堪能できるからだ。最近ではスマートフォンでのソーシャルゲームを始め、家庭用ゲームでもオンライン対戦や協力プレイが可能となり、「みんなで同じ場所に集まってわいわいゲームをする」という体験をする機会が減った。もちろん、同じ場にいなければ「今のプレイはああだこうだ」とダメだしをされることもなければ、突然「お前ら! エアガイツをやるのだ!!」などと指をさされる心配もないだろう。
ビデオゲームを中心に展開するゲーセンは経営難から年々その数を減らしているが、1月11日の新宿での盛り上がりはそんな暗い話題を吹き飛ばすような熱気を帯びていた。「オンラインだけでは味わえないリアルな場での体験」はユーザーにとっても、イベント開催する店舗にとってもますます重要なものになっていくだろう。
東のエアガイツ仮面いわく、「エアガイツを遊んでみたいと思ったら、お近くのエアガイツ仮面までご相談ください」ということだ。彼の強さをぜひその目で確かめてみてほしい。
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