「PlayStation Mobile」7月15日でコンテンツ配信終了へ 

アプリ内で購入できる追加コンテンツの配信や、購入済みコンテンツの再ダウンロードも9月10日で終了となります。

» 2015年03月11日 16時33分 公開
[ねとらぼ]

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは3月11日、「PlayStation Mobile(PSM)」向けコンテンツの配信を7月15日で終了すると発表しました。また、アプリ内で購入できる追加コンテンツの配信や、購入済みコンテンツの再ダウンロードも9月10日で終了となります。



 「PlayStation Mobile」は、スマートフォンやタブレット端末などで動作する新しいPlayStationプラットフォーム規格として同社が打ち立てていたもの(当初はPlayStation Suiteという名前でスタート)。誰でもソフトウェアを開発できるオープンな開発環境などがウリでしたが、2014年8月にはAndroid OSへの対応サポートを打ち切り、今後はPlayStation VitaやPlayStation Vita TV向けコンテンツの製作支援に注力すると発表していました。

 すでに購入済みのコンテンツについては今後も引き続きプレイ可能ですが、以下の手順で「機器認証」を行う必要があるとのこと。


【機器認証の手順(公式発表より)】

  • 2015年4月10日から9月10日の間に、PSMで購入されたコンテンツをお楽しみいただくすべての記事で、いずれかのコンテンツを起動してください。起動する際、対象機器がネットワークに接続されていることを確認してください。一度の起動で機器認証は完了します。
  • なお、対象機器がPlayStation Vitaの場合は、3月11日から9月10日までの間、以下の手順でも認証が可能です。
  • - [設定]>[PSNSM]>[機器認証]>[PlayStation Mobile]>[認証する]を実行


 「ゲーム専用機以外にもPlayStationプラットフォームを広げていこう」という意欲的な試みで、PSPの人気タイトルからのスピンオフ「勇者のくせにこなまいきだ。」や、「ボコスカウォーズ」作者・ラショウさんによる「野犬のロデム」、携帯電話向けアプリの名作を復刻する「アプリアーカイブス」など、ここでしか遊べない作品もありました。同社では「2012年10月のコンテンツ配信開始以来、多くのユーザーの皆様にご愛顧いただきましたことを心から感謝申し上げます」とコメントしています。




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