あのゴマちゃんに凄惨な過去……!? 「少年アシベ」最新刊のあらすじが殺伐としていると話題に
逆に見たい。
2017年1月28日に最新刊が発売されるほのぼの漫画「少年アシベ」ですが、「あらすじが殺伐としている。。。」と作者である森下裕美先生ご自身からツッコミが入りました。
Amazon.co.jpの内容紹介には「2年A組全員を皆殺しにするため巧妙な罠を張る和義には誰も知らない凄惨な過去があった。一方、愛里、蓮、美樹は手を取り合いクラスメートを救うため真実に迫るが、狡猾な犯人によって疑心暗鬼に陥っていく。教室から溢れ出す殺意に駆られ、生徒たちは互いの血でその手を染めるのか?最後の一人が死ぬまでこのゲームは終わらない――」と物騒な説明が……。
「少年アシベ」といえば、ほんわかとしたイラストとエッジの効いたギャグが魅力の名作ギャグ漫画。1988年より「週刊ヤングジャンプ」で連載、1991年からはアニメ放送、2016年春からは「少年アシベ GO! GO! ゴマちゃん」として再アニメ化されており、現役の小学生から元小学生まで、多くのファンに愛されている作品です。作中に登場するキャラクター・ゴマフアザラシの「ゴマちゃん」がかわいらしく、キュ〜〜〜と抱きしめたくなるお話……のはずですが、これは一体?
実は、この内容紹介は「少年アシベ」7巻と同日に発売される「トモグイ」3巻のもの。
現在は修正されており「声がでかくて元気な少年、アシベ君はある日、トラックから落ちてきた白い生きものを拾う。それはゴマフアザラシの赤ちゃんだった。『ゴマちゃん』と名づけ、アシベの家族の一員となる。大工の父ちゃん、クールな母ちゃん、転校してしまったアシベが恋しいスガオ君…。さまざまなキャラが魅力を発揮する森下裕美の代表作」と、ほのぼのとしたいつもの「少年アシベ」が紹介されています。よかった……。
Twitterでは「ゴマちゃん怖い。」「私の知ってる少年アシベじゃない」と困惑する一方で、「森下先生ならやりかねないかも」「少年アシベはいい具合にブラックユーモアの効いた漫画だからみんな見てほしい」「また読みたくなってきた」といった声が集まっていました。
新装版少年アシベ7巻およびトモグイ3巻は、2017年1月28日発売です。
(高梨鈴子)
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