AAA・SKY-HI「ファンがやりやすいようにやってくれるのが一番」 ファンのためのTwitterアカウントについて本人が取材に回答

SKY-HIさんは「法に触れない程度のやり方でファンがやりやすいようにやってくれるのが一番」と語ってくれました。

» 2017年03月07日 14時24分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 パフォーマンスグループ「AAA」のメンバー・SKY-HI(日高光啓)さんが、ファンがアカウントを管理する「ファンの、ファンによる、ファンのためのツイッターアカウント」を開設しました。しかし、開設直後から類似の名前のアカウントが登場したり、混乱も。そこで取材を申し込んだところ、SKY-HIさん本人から回答がありました。


SKY-HI ファンの、ファンによる、ファンのためのツイッターアカウント

 話題になっているのは、3月3日にSKY-HIさんがブログで報告したファンの、ファンによる、ファンのためのツイッターアカウント」という取り組みで、IDとパスワードをファンに向けて公開し、ツイートの投稿や管理までをファンたちに任せるという実験的な企画です。

 SKY-HIさんはSNSについて担当者の向き不向きに大きく左右されると感じており、「SNSに向いている人」に任せるのが最善という発想からこの企画が生まれました。

 しかし開設から間もなく、SKY-HIさんがブログで発表した「@flyers_info」というアカウントが削除され、「@fIyers_info(発表されたアカウントが小文字のエルであるのに対し、こちらは大文字のアイ)」が出現したりと混乱も発生。この件についてエイベックスに取材を申し込んだところ、SKY-HIさんご本人から回答がありました。

SKY-HIに聞く「ファンの、ファンによる、ファンのためのツイッターアカウント」

――3月3日のブログ発表されたTwitterID「@flyers_info」が3月5日時点で削除されました。これは公式側による削除だったのでしょうか。それともファンの方による削除なのでしょうか

SKY-HI:アカウントは、削除されていないです。現状名前が変わってますね。「@flyers_info」から紆余曲折を経て(3月7日)現在は「@flyersinfo_」です。

編集部注:「ファンの、ファンによる、ファンのためのツイッターアカウント」は消えていないという意味で、現在稼働しているアカウントは「@flyersinfo_」です。

――類似のアカウントについては把握されていますでしょうか

SKY-HI:宣伝してくれるアカウントがたくさんあるのは良いことだし、悪くは思っていません。フォロワー数を見たらなんとなく信頼度とイコールになっているのでは。

――さらにアンダーバーが増えたタイプの「@flyers___info」も存在しており、多くのフォロワーを獲得しています。公式側が用意したアカウントはどれで、現在の稼働状況はいかがでしょうか

SKY-HI:多くのフォロワー数を獲得したっていうより、そのアカウントが創設以来ずっと続いてるアカウントです(笑)。これも、フォロワー数を信頼度の目安にしてもらえたら。

――今回の企画意図としては「ファンにSNS管理を任せる」という趣旨だと思いますが、アカウントそのものが乱立してしまうということによりファンが混乱しているように見受けられます。このようにアカウント自体が増えても良いのか、それとも公式が用意したアカウントでファンに運用してほしいのかなどについてはいかがでしょうか

SKY-HI:そもそも規約的にはグレーな癖に何言ってんだと言われるかもですが、法に触れない程度のやり方でファンがやりやすいようにやってくれるのが一番なので、このアカウントじゃないところで自発的にアカウントが作られてそれがうまく回っていたら、それが素晴らしいと思います。

――運用について「こうして欲しい」というものはありますか

SKY-HI:「こうして欲しい」というのが僕からあるとすれば、「SNSに限らず自分の意に沿わない人のことも寛大な目で見て欲しい」「中の人になったからと言って責任感持ってデジタルストレス抱えるより、気楽に気楽にやって、面倒くさいときや忙しい時は容赦なくログアウトして欲しい」「SNSやHP作成に強いスタッフが欲しい(笑)」くらいです。


 このようにSKY-HIさん本人としては、ファンの負担にならない範囲でやりやすいようにやってくれるのが一番という考え方。つまりアカウントには特別にこだわりは持っていないようです。

 またSKY-HIさんは自身のブログでもあらためて「ファンのファンによるファンのためのツイッターアカウント続報」というエントリーを公開しており、Twitterの運営の仕方などについて見解を示しています。



 今後どのような運営スタイルになっていくのか、ほかのアーティストや企業がこのような使用手法を取る可能性はあるかなど、引き続き注目を集めそうです。

(Kikka)

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