日本にもあった心持っていかれる「波紋音」という打楽器の音色が摩訶不思議で癒され度高い

ハンドメイドのため同じ物がなく製作に時間がかかる。

» 2017年09月19日 11時30分 公開
[エンジンねとらぼ]

9月21日追記

製作元に問い合わせが殺到し対応できない状態のため、現在ツイートと動画が削除されています。


 先日「Rav drum」という珍しい打楽器が話題になりましたが、日本にも負けず劣らず個性的な「波紋音」というものがあると、注目を集めています。注目の発端となった動画をアップロードしたのは、ハンドパンやスティールタンドラムの情報発信を行うTwitterアカウントを運営しているサカン(@wyrm06)さん。「波紋音」を紹介したツイートは、すでに7万回以上リツイートされています。



 以前話題となったRav drumはロシアで生まれた楽器。鋼鉄製の盾といったような形でありながら、癒し系かつエキゾチックな音を奏でることで特徴です。



 今回話題となっている波紋音の見た目は、さながらひび割れた鉄の塊。しかし、バチや手のひらでその表面を叩いてみればあら不思議。東南アジア奥深くの寺院にでも迷い込んだかのような、神秘的かつ鮮やかなサウンドが響いてくるではありませんか。これが波紋の力か……!? 


波紋音 その楽器を叩けば、どことなくファンタジックな音色が

 投稿者のサカンさんによれば、この波紋音はRav drum同様、スティールタンドラム(民族楽器として用いられるスリットドラムを金属で作ったもの)に分類される楽器。しかし、Rav drumとは異なり完全なハンドメイド品のため、2つとして同じものが出来上がらないのだとか。表面の切れ込みによって奏でられる音も変化することから、職人の「腕」を楽しむのもこの楽器の醍醐味かもしれませんね。

 動画で演奏されている波紋音は、彫刻家である斎藤鉄平さんの作。鎌倉にある「YAMA Gallery招山」のWebサイトで注文を受け付けていますが、完全手製で時間が必要とのこと。2018年1月より受注再開予定です。

画像提供:サカン(@wyrm06)さん


エンジン


関連キーワード

楽器 | 癒し | 動画投稿 | アジア


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」