米Twitter、白人至上主義ジャーナリストの認証バッジを剥奪 ガイドライン変更を発表

一時発行を停止していた「認証済みアカウント機能」も近日中に再開予定

» 2017年11月16日 12時00分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 米Twitterが現地時間11月15日、一時的に発行を停止していた「認証済みアカウント機能」のガイドラインを改定し、新規認証作業を近日中に再開すると発表しました。なお騒動の発端となった白人至上主義ジャーナリストのジェイソン・ケスラー氏のTwitterアカウントから認証バッジが取り消されたことも分かりました。


Twitter 認証バッジ 青色バッジ 取り消し 米Twitterによる発表(公式Twitterより)

 もともとは本人であることを証明するためのものであった「認証バッジ」ですが、近年では利用者から「Twitterが賛同する人物もしくは、人物の重要度の指標」と受け取られることも多く、「既存の認証ルールと実態に齟齬(そご)が生じていた」とのこと。ジェイソン・ケスラー氏の騒動後、一時的に「認証済みアカウント機能」の新規認証を停止していました。(関連記事)。新たなガイドラインに抵触するアカウントに対して「過去に行った認証を取り消す」と今回発表しました。


Twitter 認証バッジ 青色バッジ 取り消し 認証バッジとはユーザー名の横に表示される青色のマークのこと(画像は一部編集部で加工しています)

 具体的な取り消し理由については、もともと存在していた「認証済みアカウントのプロフィールを編集して元々のアカウントの用途を変更する」に加え、ヘイトスピーチや個人攻撃、嫌がらせなどのTwitterルールに反する行為が追加されました(11月16日11時時点では日本語版には未反映)。

 騒動のきっかけは、8月にバージニア州で極右集会「ユナイト・ザ・ライト」を主催したことでも知られる白人至上主義者のジャーナリスト、ジェイソン・ケスラー氏のアカウントに認証バッジが付与されたこと。ケスラー氏が現地時間11月7日に認証マークの取得を喜ぶツイートをしたことに対して、Twitterにも大きな批判が集まっていました。

 今回のTwitterの発表と時期を同じくしてケスラー氏は、Twitterからのメールを添えて認証バッジが取り消されたことをTwitterで報告。ケスラー氏の認証取り消しを求めていた人たちなどから大きな反響が寄せられています。


Twitter 認証バッジ 青色バッジ 取り消し

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」