【マンガ】物騒な名前のスポーツ「デッドボール」の知られざる歴史

かつて日本に実在した。

» 2018年06月03日 12時00分 公開
[ねとらぼ]

 10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回もサクッと短い雑学3つをお送りします。


雑学その1:物騒な名前のスポーツ「デッドボール」の知られざる歴史

 野球のピッチャーが投げた球が、バッターに当たる「デッドボール」。20世紀前半、これとまったく同名の球技が誕生しました。ルールは「攻撃組が投げた球を防御組がよけ、当たった場合は『デッド』になる」というもの。

 これだけ聞くと何だか危険そうなスポーツですが、1909年に日本に紹介されて以降、子どもたちのあいだで人気に。1926年、「デッドボール」という名前は現在でもおなじみの「ドッジボール」に改められました。ちなみに、ボールのキャッチを認めるルールが生まれたのもこのころ。

 なお、「ドッジ(dodge)」は「よける、身をかわす」という意味。こちらのほうが、「デッド」よりも安心してプレイできそうです。



雑学その2:ふぐが食べられるようになったのは「あの人」のおかげ

 江戸時代、武士にとってふぐ食は禁じられていました。豊臣秀吉が朝鮮半島へ侵攻する際、集められた武士の多くがふぐを食べて中毒死したため、禁止令が出されてそれが続いていたためです。

 ふぐ食解禁のきっかけとして知られているのが、初代内閣総理大臣である伊藤博文のエピソード。伊藤が下関の旅館「春帆楼」に滞在していたとき、天候不良で魚が取れず、おかみはやむなく禁じられていたふぐを出しました。するとその味の良さに驚いた伊藤が、山口県内に限って食用の許可を出し、その後全国に広まっていったとのことです。



雑学その3:「絹ごし豆腐は絹でこして作った豆腐」ではない

 木綿豆腐づくりには、木綿の布を敷いた型が使用されます。にがりなどを加えた豆乳を流し込み、重しで水分を切りながら固めると、表面に布のもようがつき、あの木綿豆腐特有の見た目になります。

 では、絹ごし豆腐も同様に絹を使っているかというと、答えはNO。こちらは豆乳をそのまま型に注いで凝固剤で固めており、水分が多くなめらかな食感に仕上がります。「絹ごし」という表現は製法ではなく、舌触りの良さ、見た目の美しさなどに由来したものといわれています。



他にもある! こんな雑学

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