『キングダム』、最新巻発売記念に1〜30巻をビジネス書風の演出で販売 「バカという才能」「仕事は『仲間』が9割」など

三省堂書店や蔦屋書店など、一部の書店で表紙と同サイズのビジネス書風カードを重ねて販売。本来の表紙カバーも入っています。

» 2018年10月15日 16時05分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 漫画『キングダム』52巻の発売(10月19日)を記念して、集英社が1〜30巻にビジネス書風の副題を付けた特別版を、三省堂書店や蔦屋書店など一部の書店で販売開始しました。例えば、主人公・信が表紙の9巻には「バカという才能 直感で動く本能型の思考法」と、イメージに合った言葉が添えられています。ワードセンスがいかにもビジネス書のそれ。


9巻 「技術も経験もないうちは、信のように迷わず突き進めばよい」を意図した「バカという才能」

22巻 22巻は「仕事は『仲間』が9割 いちばんの経営資産は『仲間』です」。ものすごく既視感のあるフレーズだ……

 同作のビジネスパーソン人気を受けての企画。ビジネス書風にアレンジした表紙カードを各巻に重ねて販売する方式で、本来の表紙カバーも収録しています。副題は楊端和(ようたんわ)なら「多様性社会のリーダーシップ 人種・性別を超えて共生していく職場」、王騎なら「ライバルからも愛される リーダーの条件」と、表紙を飾るキャラクターにちなんだもの。30巻分のデザインは、特設サイトで全て見られます。


3巻 山民族を率いる楊端和ならではの第3巻

6巻 6巻は羌(きょう)カイの「ゾーンの入り方」……トーンタンタン

7巻 7巻は王騎の「リーダーの条件」。さらに16巻では「リーダーの最後の仕事」

21巻 21巻はレン頗(ぱ)の「歳の重ね方 かっこよく老いていくためには」。「老害にならない」がテーマ

サイト 特設サイトに全30巻分掲載

 JRの渋谷駅・新橋駅・新宿駅・池袋駅・東京駅では、各巻の表紙を掲載した大判ポスターを掲載。スタートアップ企業の多い渋谷では、王騎が「この谷に漂う血気盛んなスタートアップのにおい。たまりませんねェ」としゃべるなど、駅ごとの地域性に合わせて編集した1コマも載っています。


ALT 居酒屋の多い新橋駅のバージョンでは、「飲めい 新橋で働くものたちよ 仕事の後の酒は格別じゃァ」

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(沓澤真二)


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