著者は小学校2年生の女の子 小学校生活のアドバイス本「しょうがっこうがだいすき」がすごい
小学校に上がる前に読みたいやつ。
小学校2年生の女の子・秋元ういさん(8歳)が書いた本「しょうがっこうがだいすき」が、学びに満ちています。来春入学の子どもたちに向けた自費出版の冊子で、Yahoo!ショッピングで販売したところ2000部を突破する反響を呼んでいます。
「しょうがくせいになるまでに、やるといいこと」「しょうがくせいになったら、やるといいこと」の2章立て。それぞれにやるといいアドバイスが書いてあります。
例えば「しょうがくせいになるまで」の章には、「ひらがながかけるように、れんしゅうをしておこう」「たしざんやひきざんができるといいよ」など6つのアドバイスが。保育園や幼稚園から小学校に上がる際に、勉強でつまずいたり、環境の大きな変化になじめなかったりで、学校が嫌いになってしまう子どもは少なくありません。そんな(自分よりもちょっと下の)子どもたちに向けて、“先輩”からの言葉がつづられています。
また「しょうがくせいになったら」の章は、「むずかしいとおもうことは、れんしゅうしよう」「せんせいには、『きんちょうしていること』をつたえてみよう」など10項目が並んでいます。自分が小学校2年生のとき、こんなに自分の状況を的確に言葉にできただろうか……とちょっと考えてしまうほど実践的なアドバイスです。
巻末には、『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(ビリギャル)の著者坪田信貴さんとういさんとの対談を収録。「(本を書こうと思ったのは)みんなが小学校に行きやすくするため」「(小学校に入ってからの環境の違いに)困っている子が多かった」など、本を書くまでに至るういさんの心境が語られています。
主な購入層は、未就学児の子どもを持つ親とのこと。中学校の教員からの口コミも寄せられているといいます。Yahoo!ショッピングの広報担当者によると「1000万商品以上ある本の中で、小学生が作った本がランキング1位を取ったのは、サービス史上初めてではないでしょうか」と驚くほどの反響とのこと。
お子さんが小学校に上がる前に、2人で読んでみるのもいいかもしれません。
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