ヒプマイコミカライズ「解釈違い」騒動、クラスタが動揺した“5つのびっくりポイント”(2/3 ページ)
びっくりポイント3「キャラの名前がムズい」
コミカライズ第1話では6人の新規キャラクターが登場するのだが、その名前がことごとく難しい。以前よりDrama Trackに内閣総理大臣補佐官および警視庁警視総監として登場しており、ライブやニコ生にも出演していたたかはし智秋演じる勘解由小路無花果(かでのこうじ・いちじく)をはじめとして、上述した東方天乙統女(とうほうてん・おとめ)・鳳仙玄鳥(ほうせん・げんちょう)・碧棺合歓(あおひつぎ・ねむ)・神奈備衢(かんなび・よつつじ)、白膠木簓(ぬるで・ささら)……読めない。読めないし、衢くんの名前は読めたとしても噛んじゃう。
既に登場している3ディビジョンの9人もかなり難読であるものの、Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREWのDrama Trackで「観音坂独歩(かんのんざかどっぽ)の名前が読めない山田二郎」のくだりがあったので、難読だらけワールドではないと思い込んでいたのであった。この世界で二郎くんはやっていけているのだろうか……。
びっくりポイント4:「この山田一郎がすごい!」
個人的にはこれがじわじわと効いた。山田一郎は、Buster Bros!!!(イケブクロ・ディビジョン)のリーダーである。これまでのCDの展開を追う限り、弟2人に神格視されている、よき兄・よきリーダーというイメージだった。
ところが2年前の世界では、当の弟たちにあろうことか「クズ」「恥以外の何者でもない」扱いされている。なおこのやりとりは第1話の7ページ目で発生したので、しょっぱなから衝撃がでかかった。一方このクズよばわり描写に関しては「弟2人がなにがしかの理由があって演技しているのでは?」という意見もあり、私もその説を信じたいのだがとにかく今は続きを待つしかないというもどかしい状況。はぁ〜!
そして別の意味でびっくりさせてくれたのが、「一郎縦ピザ事件」だ。これは一郎がとあるお宅のインターフォンを押し、不在(または居留守)の状態でドアのノブに持参したピザの袋を縦にひっかけたことを指す。
このくだりに関しては「具が寄っちゃう……」「チーズがでろんでろんになっちゃう……!」というファニーな驚きが日本中を包んだ。一説によるとピザは横に置いても案外大丈夫ということらしいが、そんな経験をしたことがある人がそうそういないため大変盛り上がってしまった。そしてみんなピザについて考えすぎて、ピザが食べたくなってしまった。
びっくりポイント5:「諸外国はなにやってんだろう」
ここまで書いておいて今更だが、コミカライズ第1話をざっくりまとめると、ヒプノシスマイクという新たな武力を手に入れた女性たちによる国家転覆が行われたというストーリーだった。そこで気になるのが、そのころ諸外国は何をしているのかだ。
日本は「言の葉党」という東方天乙統女が党首を務める政党によって新たな統治に入ったことが作中で説明されている。しかし他国がどうしてるのかについて第1話では伺い知ることができない。
仮に全世界で同時多発的に国家転覆がなされ全世界のトップが女性になっていたとして、言語が異なる場合のラップバトルって、どうするんだろう? グーグル翻訳みたいなのがマイクの機能についているのかな? もしくは世界の公用語が日本語になっているのかも? ……などなど無性に気になってしまう。「第三次世界大戦後」という時代設定が判明し、また紛争地帯らしき某国で神宮寺寂雷が軍医として働いている描写があるので、外国は存在しているはずなのだが……。
もうひとつギャップだったのは、今回登場した国内の繁華街がそこそこ平和そうだったこと。とても世界の人口が3分の2になるほどの壮絶な戦争があった後とは思えず、日本は戦勝国になったのかな? それとも第三次世界大戦から結構経っているのかしら? などいろいろと考えてしまう。そしてそんな大戦争のあとにあの平和そうな社会であれば、国家はよくやっている方なのではないかと評価したくなってしまった。
――この大きく分けて5ポイントが、1クラスタである私が衝撃を受けた部分だった。多くの人にとっては「いったい何がそんなにショックなの?」と疑問に思われるような話かもしれない。
だが、確かに我々はめっちゃびっくりしたのだ。地動説をガリレオに提唱された時の学者たちぐらいびっくりした。動揺しすぎて夜中、全く空腹ではないのにチキンカレーを作り始めた人間を知っている。私だ。
関連記事
- 君は”ヒプマイ”を知っているか!? 女子歓喜の声優ラップバトル「ヒプノシスマイク」の魅力を徹底解説
ヒプマイとは一体なんなのか?――“ヒプマイの沼”の住人に聞きました。 - 批判殺到「ちょうどいいブス」。Twitterユーザーの92.7%が否定派「女性を呪うな」「女性蔑視」
2019年1月にドラマ化する「ちょうどいいブスのススメ」に批判が寄せられています。 - 「贔屓は人生の灯台」オタク女が宝塚で“運命”に出会い、精神と肉体の健康を得るまで
「贔屓への思いを自覚して早4カ月、10キロ痩せた」。 - 「家庭・仕事・オタ活の両立、どうすればいい?」年に10冊同人誌を出す同人女が実践する3つのライフハック
“トリプルフェイス”はできる!!! - 「餓死するかと思った」「顔に生理用ナプキンを……」壮絶な痛みを乗り越えて、整形女子たちが「かわいい」を求める理由
「美容整形トークショー vol.1」レポート。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
-
生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
-
9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
-
【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
-
「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
-
大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
-
「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
-
「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
-
「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
-
「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
- 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
- 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
- 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
- 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
- “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
- 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
- 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
- お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
- 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
- 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
- フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
- 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
- スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
- 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
- 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
- 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
- がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
- 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」