ヒーローショーの聖地「シアターGロッソ」の裏側でセクハラとパワハラ? ヒーローショーのお姉さん中山愛理さんが告発 運営会社「事実確認中」

運営会社の東京ドームに取材しました。【追記あり】

» 2019年06月24日 16時00分 公開
[ねとらぼ]

 ヒーローショーの聖地でセクハラやパワハラが常態化していた――ヒーローショーを上演する劇場「シアターGロッソ」でヒーローショーのお姉さん(MC)を務めていた中山愛理さんの告発に、特撮ファンの間で大きな衝撃が走っています。

シアターGロッソ シアターGロッソの“ヒーローショーのお姉さん”が、Twitterでセクハラとパワハラを告発(画像はWebサイトから)

度重なる嫌がらせ、セクハラ

 中山さんは6月23日、自身のTwitterでシアターGロッソのお姉さんを5月8日のゴールデンウイーク公演をもって卒業したと発表。続けて卒業の理由を説明しました。

 中山さんによると、シアターGロッソにMCとして入った当初から、あいさつの無視や握手会中の水掛けなどの度重なる嫌がらせや、男性器のあだ名呼びや胸やお尻を触るなどのセクハラがあったといい、その環境の中で1年近く働いていたものの、ゴールデンウイーク明けに「力不足なのでもう来なくていいです」と宣告されたと明かしました。

 中山さんは「わたしの力不足に間違いありません」「しかしそれ以上に許してはいけないことが沢山ありました。特に性的な嫌がらせは、気にしていない、怒っていないフリをし続けなければいけませんでした。お客様のおかげでお仕事は楽しかったけれど、胸を張って子供たちの前に立つには、少し辛かったのも事実です」とコメント。

 環境の中で心と体が消耗し、「本当にボロボロ」の状態だったことから、チェンジ(MC変更)は納得がいかないわけではないとしつつも、「そういう業界だから」と流されるのではなく、改善や自浄作用がなされることを求めています。

「シアターGロッソ」運営「事実確認中」

 ねとらぼ編集部は、シアターGロッソを運営する東京ドームに取材しました。広報IR室の担当者によると、中山さんのSNSでの告発については「問い合わせもあり、把握しています」とのこと。「現在事実確認を行っております」といい、現時点では詳細をコメントできないとしています。

 また、今後公式サイトやSNSなどで今回の告発についてコメントを出すかについては「現在のところは未定です」と回答しました。

6月25日追記

 24日夜、東京ドーム、東映がコメントを発表しました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」