「こんな生活があと40年も続くの?」 社会人2年目で悟った“社会人のつらさ”を描いた漫画に共感集まる

多くの人が感じる不安かもしれない。

» 2019年11月25日 07時30分 公開
[林美由紀ねとらぼ]

 社会人2年目のOLが、淡々と虚無な日常を送るつらさを語る漫画に共感が集まっています。作者は橋本ゆの(@riko3_)さんです。


生きた心地がしない社会人05 このつらい生活があと40年も続くの?

 社会人1年目の時は目先の仕事で精一杯だった。けれど、仕事に慣れてきた社会人2年目、今の生活がずっと続くつらさに徐々に気づき始めてしまいました。毎朝地獄のような満員電車に乗り、夜は残業でクタクタになりながら帰宅をする。帰ったら夕飯とお風呂をこなして即寝てしまう日々。こんな生活があと40年も続くなんて、「社会人気が狂ってない??」と愕然(がくぜん)としてしまいます。

 土曜日には平日の疲れを取るべくベッドからほぼ動かず、スマホをいじり、SNSと動画を観て1日が終わってしまいます。平日は忙殺されて感情もなく、土曜日は1日中寝ているだけ。つまり自分が「生きている」のは日曜日だけ。

 家と会社を往復するだけの生活に恋人もできるわけなどなく、友達とも疎遠に。あまりにも虚無で、つらい……。


生きた心地がしない社会人01 今の生活がずっと続くことのつらさに気づいた


生きた心地がしない社会人02 満員電車に残業


生きた心地がしない社会人03 土曜日はほぼずっとベッドの中


生きた心地がしない社会人04 人生こんなはずじゃなかった

 仕事って何だろう、人生って何だろう。社会人になれば、誰もが一度は考えることかもしれません。みんな折り合いをつけて生きているけれど、心が壊れないうちに、本当にその人生でいいのか見つめ直していきたいと思わせてくれる漫画です。王道の言葉ではありますが「人生一度きり」なのですから。

 この漫画の読者からは「私のことが書いてあると思いました 笑」「そして、土曜日が終わった後『1日を無駄にしてしまった!!』いう後悔を毎週する」「残業はしない、これだけでマシになる。」「満員電車に乗らない生活をすると、だいぶマシになる。(個人の感想であり、実際に効果があるかは期待しちゃダメ)」など、似たような経験をした人からコメントが届いています。

 作者の橋本さんはpixivでも社畜OLの漫画を公開中。そちらでも「なかなかお金が貯まらない」「1人焼き肉美味しい!」「親からの結婚圧力で憂鬱」「猫飼いたい」など、社会人あるあるを独自の視点で描いています。

画像提供:橋本ゆの(@riko3_)さん



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