お前が異世界に行くんかい! トラック事故から始まる異世界漫画が斜め上の展開

一瞬「?」ってなって「なるほど」ってなる。

» 2020年02月28日 07時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 主人公が交通事故に遭って異世界へ――転生ものでよく見るシチュエーションで始まる漫画の、トリッキーな展開が「そうきたか」と好評です。作者は漫画家の赤信号わたる(@GoAkashin)さん。「交通事故」とペンネームの符合は偶然です。


アイキャッチ 親の顔より見たようなシーンから……?


 事故がきっかけで異世界に飛ばされた主人公は、転移先で遭遇した魔法使いの少女ともに冒険の旅へ――。このように、物語の冒頭はオーソドックスに進みます。


1P

 ところがページをめくると、そこには「王道」をぶち壊す異様な光景が。「異世界に飛んだ主人公」は、ひかれた人間ではなくトラックの方で、しかも自意識に目覚め人間と話せるようになっていたのです。「主人公がトラックの事故で……」じゃなくて、主人公“の”トラック“が”事故で異世界へ行く漫画だった。


2P

 どうやらこの世界では、内燃機関が魔力をエネルギーにして動くという謎の法則が働いているようで、主人公は相棒の魔力を受けて激走。「魔法×スピード×重量=破壊力」という、握力自慢の極道じみた計算式で魔物を吹っ飛ばしつつ、「打倒魔王」のゴールを目指して突っ走ります。

 そんな動きを、魔王側も見逃してはません。水晶玉で主人公の姿を見ると、「面白い。同類が現れるとは」と不敵に笑い……ん、「同類」? 実は魔王の正体も自動車。しかも、ゴッテゴテに装飾されたデコトラなのでした。圧倒的に強そう。


3P 魔王は魔王で、手下の神官が運転

 逆転の発想で異様な世界観を描きつつ、バディものの楽しさも感じさせるこの漫画は、「そっちが行くんかい!」「発想が豊かすぎる」「魔王も幹部が運転するのか」と好評を博しました。トラックが召喚獣扱いされる、いすゞ公認ラノベ『異世界最強トラック召喚、いすゞ・エルフ』(関連記事)を思い出した人も多く、謎のいすゞコールも上がっています。



作品提供:赤信号わたる(@GoAkashin)さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」