富山駅「ますぶりすし重ね」(3000円)〜富山名物「ますのすし&ぶりのすし」を一度にいただくことができる駅弁

» 2020年09月27日 09時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年5月27日)

駅弁 キハ40形気動車・快速「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)」、氷見線・越中国分〜雨晴間(2018年撮影)

富山湾越しの立山連峰をバックに走るディーゼルカーは、氷見線(高岡〜氷見間)、城端線(高岡〜城端間)の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」。

フランス語で「美しい山と海」の意味で、「べるもんた」の愛称で親しまれています。

北陸新幹線が金沢開業した年・平成27(2015)年から週末を中心に運行されていますが、残念ながら、5/27現在は運休が続いています。(※2020年8月1日に運転再開

(参考)JR西日本ホームページ、ニュースリリース(2020年4月7日分)

駅弁 源オンラインショップ・ウェブサイト

氷見といえば、冬場の寒ブリに代表される「魚のまち」。

富山の駅弁選びでも、「ますのすし」と「ぶりのすし」のどちらにするか迷ってしまいますね。

でも、引き続き都市部では“ステイ・ホーム”が推奨され、家族と過ごす時間が多いいまなら、富山駅弁「」の「オンラインショップ」で、両方一緒に注文してしまうことも可能。

オンラインショップ内、カテゴリの「ぶりのすし」を選ぶと、関連駅弁が登場します。

駅弁 ますぶりすし重ね
駅弁 ますぶりすし重ね

今回選んだのは、「ますぶりすし重ね」(3000円)。

前回、ご紹介した「ますのすし(二重)」と同じく、通常の「ますのすし(一重)」「ぶりのすし」より少し厚めのパッケージに、少し厚さのある曲げ物が入っています。

この曲げ物には、それぞれ笹の葉に包まれた「ますのすし」が下段、「ぶりのすし」が上段に重なっており、地元の竹と源オリジナルのゴムでギューッと押されながら自宅に届きます。

駅弁 ますぶりすし重ね
駅弁 ますぶりすし重ね

「ますのすし」と「ぶりのすし」を一緒に味わうことができる「ますぶりすし重ね」。

「ぶりのすし」は、“ますのすしに並ぶ、ふるさとの味を作りたい”という気持ちから、3年の歳月をかけて開発された、源・オリジナルの押寿しです。

ます・ぶりの“紅白”の彩りの違いも対照的ですが、一緒に味わうことで、それぞれの寿しの美味しさを感じることができます。

駅弁 ますぶりすし重ね

北陸の郷土の味・かぶら寿しをベースに作られたという「ぶりのすし」。

昭和32(1957)年発案と言いますから、すでに60年以上の歴史があります。

脂がのったぶりと、かぶらの歯ごたえ、人参の彩り、昆布としょうがの隠し味、それぞれのハーモニーが楽しい駅弁。

家で過ごす時間が長いときだからこそ、じっくりと味わいたい伝統の味です。

駅弁 キハ40形気動車・普通列車、氷見線・雨晴〜越中国分間(2018年撮影)

「天然のいけす」とも云われる富山湾。

氷見をはじめ、富山でいただく魚ほど美味しいものはありませんが、東京など都市からの長距離移動が望まれない間は、通信販売のお世話になりたいもの。

旅の高揚感のなかでいただく駅弁と、家でじっくり味わう駅弁。

じつは、この食べくらべも楽しいのが、“Stay at Home”なのです。

連載情報

photo

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」