直江津駅「ほたてごはん」(1100円)〜春日山城と高田城

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 新潟県・直江津駅「ほたてごはん」です。

» 2020年10月21日 09時00分 公開
[ニッポン放送(1242.com)]
ニッポン放送

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年3月13日)

駅弁 E653系電車・特急「しらゆき」、信越本線・犀潟〜黒井間
駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁 駅弁

雪の信越本線を直江津方面へ向かう、特急「しらゆき」号。

かつての信越本線は、北陸新幹線が延伸されたいま、高崎〜横川間がJR(高崎支社)、横川〜軽井沢間が廃止、軽井沢〜篠ノ井間は「しなの鉄道」、篠ノ井〜長野間がJR(長野支社)、長野〜妙高高原間がしなの鉄道(北しなの線)、妙高高原〜直江津間が「えちごトキめき鉄道」(妙高はねうまライン)、直江津〜新潟間がJR(新潟支社)となっています。

駅弁 上越妙高駅前・上杉謙信像

特急「しらゆき」と、北陸新幹線「はくたか」が接続する上越妙高駅。

駅前では、地元の英雄・上杉謙信公のブロンズ像が出迎えます。

地元企業からの寄付金で、地元の大学ゆかりの彫刻家の方が制作したものだそう。

ちなみに「春日山城跡」にも銅像があり、妙高はねうまライン・春日山駅が最寄り。

コチラの像は、昭和44(1969)年、大河ドラマ「天と地と」の際に作られたものだそうです。

駅弁 高田公園

春日山城は江戸時代初期に廃城となり、代わって築かれたのが高田城でした。

そのシンボル的な存在「高田城三重櫓」は、平成5(1993)年に再建されたものです。

一帯は「高田公園」として整備されており、例年春には、日本三大夜桜の1つに数えられる「高田城百万人観桜会」が開催され、桜の名所としても全国的に有名です。

なお、高田公園は、令和2(2020)年4月から「高田城址公園」となる見込みです。

駅弁 ほたてごはん

直江津駅・上越妙高駅の駅弁を手掛ける「ホテルハイマート」。

上越妙高駅売店の「駅弁 山崎屋」は、朝8時〜夜7時30分までの営業です。

上り東京行は19:13発の「はくたか574号」までとなりますが、夕方以降は売り切れている弁当も散見されるので、遅めの列車に乗車する場合は予約をお薦めします。

今回は、「ほたてごはん」(1100円)を取り置きしていただきました。

駅弁 ほたてごはん

【おしながき】

  • 白飯(矢代産コシヒカリ)
  • ほたての照り焼き レモン
  • 椎茸の煮物
  • 梅干し
  • ガリ
  • 香の物
駅弁 ほたてごはん

ホテルハイマート自慢の矢代産コシヒカリのご飯の上に、甘辛く絶妙に味つけられたほたての照り焼きがゴロゴロッと載っています。

ほたてのうま味を味わいながら、添えられたレモンや梅干しの酸味で、味わいにアクセントをつけていくと、より食欲がそそられます。

シンプルな構成ながら、駅弁として成立しているのは、やはり「食材の良さ」なのでしょう。

駅弁 115系電車・快速列車、信越本線・青海川〜鯨波間

国鉄時代からの115系電車も、まだまだ活躍している新潟のJR線。

新潟〜長岡〜直江津〜新井間を2時間半あまりかけて結ぶ快速列車として、「えちごトキめき鉄道」に乗り入れる時間帯もあります。

美しい風景、懐かしい風景、美味しい食材がいっぱいの新潟エリア。

日本随一の“駅弁大国”を誇るのも納得です。

連載情報

photo

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」