プレイステーション5、「×ボタンで決定」は変更不可も「ボタンのアサイン入れ替えは可能」―― どういうこと?

そういうことか!

» 2020年11月11日 19時37分 公開
[ねとらぼ]

 間もなく発売されるプレイステーション 5では、「決定ボタン」が従来の○ボタンから、×ボタンに変更・統一され、システム側での変更もできないことが明らかになっています(関連記事)。しかし、11月10日に公開された公式解説ページを見ると、「ボタンのアサインを入れ替えることも可能」との記述が。これだけ見ると、従来の「○ボタンで決定」に戻すこともできるように読めますが……どういうことなのか、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)に再度詳細を聞いてみました。


PS5 決定ボタン 「ボタンのアサインを入れ替えることも可能」との記述(徹底解説! PlayStation 5より)

 SIEによると、公式解説ページにもある通り、確かに「アクセシビリティオプション内から、×ボタンと○ボタンのアサインを入れ替えることは可能です」とのこと。ただし、これはあくまでコントローラーの信号そのものを入れ替えるオプションで、ボタン設定を変えても、画面上の「×:決定」といった表示まで変わるわけではありません。またボタンのアサインを入れ替えた場合、システムメニュー上だけでなく、ゲーム内での操作なども同様に入れ替わる形となります。

 PS4では上記とは別に「システムメニュー上の決定ボタンを×にするか○にするか選べるオプション」がありましたが、PS5ではそういったオプションは用意されていないため、当初の「決定ボタンのアサイン変更はできない」という回答になったとのことでした。


PS5 決定ボタン PS4では用意されていた「×(ばつ)ボタンで決定する」オプション(ユーザーズガイドより)

 結局のところ、確かに戻そうと思えば「○ボタンで決定」に戻すことはできるものの、その場合「画面上では×ボタンと表示されているときに○ボタンを押さなければならない」「ゲーム中の×ボタンと○ボタンの操作も入れ替わる」など相応のデメリットもあり、やはりあまり実用的ではない……というのが現実のようです。

 SIEは「×ボタンで決定」にした理由について、「×で決定するゲームと、○で決定するシステムメニューとで、決定ボタンが異なるケースの問題を解消し、意図しない誤入力などの発生を防ぐため」「また、ゲーム開発者の負担削減や、ボタンの押しやすさを重視したのも理由の1つです」と説明しています。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」