「全国民いいから黙って見てくれ」 “ハロプロの歌姫”モー娘。小田さくら「紅蓮華」カバーが話題(1/2 ページ)

これを待っていた。

» 2020年11月25日 16時45分 公開
[小西菜穂ねとらぼ]

 モーニング娘。’20の小田さくらさんがアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」を熱唱。ハロー!プロジェクトのメンバーがアニメを語り、アニソンを歌うYouTubeチャンネル「ハロー!アニソン部」で動画が公開されました。ハロプロ随一の歌唱力を誇る歌姫の実力に、公開直後はTwitterで小田さんの名前がトレンド入りするほどの話題となっています。これがモー娘。の歌柱か。

ハロプロ モー娘。 小田さくら 紅蓮華 モーニング娘。 鬼滅の刃 ハロー!アニソン部 モー娘。の歌柱(画像はYouTubeから)

 2012年にオーディションへ合格し11期メンバーとしてモー娘。加入した直後から、卓越した歌唱力で注目されてきた小田さん。デビュー曲「Help me!!」でもソロパートをもらうほどで、その実力は当時のプロデューサーつんく♂さんが認めるところでした。

 一方で好きな漫画やアニメを熱く語るオタクの一面も。作品人気を痛感しているだけに「紅蓮華」歌唱にあたっては並々ならぬプレッシャーを告白しており、意気込みを語る場面でも「難しいじゃないですか」「頑張ります」と弱気に答えたり、かみ散らかしたりと散々。しかしいったん曲がかかれば全集中でモー娘。の歌唱力エースとしての実力を遺憾なく発揮。歌詞によって声色を変化させ、サビの高音は気持ちよく伸びる歌いっぷりで魅せています。

小田さくらさんが歌う「紅蓮華」

 なお小田さん以外に同席したモーニング娘。’20の石田亜佑美さん、横山玲奈さん、Juice=Juiceの井上玲音さん、全員が鬼滅ファンとあって作品を語らせるともやは収拾が付かず。特にカナヲを推す小田さんと、童磨を推す横山さんが対立する場面は見物です。アイドルを忘れてただのオタクと化している……。

最推しは冨岡義勇と語る、横山さんが「炎」を歌った回

 小田さんの不安とは裏腹に、ファンは「待っていました」といわんばかり注目度と再生数が急上昇。「レベチ(笑)」と高い評価が寄せられています。「歌の呼吸 壱の型 さくらのしらべ」「小田さくらさんの音の呼吸に感動しました」と歌柱へ推す声も。また「鬼に金棒、小田に名曲」「安心安定圧巻の小田さくら」と旧知のファンはそのクオリティーに納得し「全国民いいから黙ってうちのさくらを見てくれ」と布教の材料に。「フルで聞きたい」との要望が多数見られました。

 「サビの高音、ウラ声部分、オリジナルとの違いも含めて聴き応えがあって良き」「高音に向かうところが綺麗」と歌いっぷりを真剣に評価するコメントがある一方で、ノリノリで大騒ぎするメンバーへ向けた「後ろがやかましくてたのしい笑」との声も投稿されています。アイドルのオタ芸お見事です。

ハロプロ モー娘。 小田さくら 紅蓮華 モーニング娘。 鬼滅の刃 ハロー!アニソン部 やかましい背景(画像はYouTubeから)

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