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映画「はやぶさ」が史上初の宇宙試写会

20世紀FOXの映画「はやぶさ/HAYABUSA」の試写会を、地球より先に国際宇宙ステーションで行う。

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 20世紀FOXが今秋公開する映画「はやぶさ/HAYABUSA」の試写会が、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」内で行われる。

 観客は「きぼう」でさまざまな実験に従事する古川聡宇宙飛行士ただ1人。はやぶさの快挙を描く映像で古川さんにエールを送りたいという映画関係者の思いから、宇宙試写が実現した。地球上の誰よりも早く、宇宙飛行士に試写を見せるのは世界初という。

 映像はNASAの衛星回線を利用して送信する。完成版は2時間と長いため、宇宙試写会では見所を集めた映像を見せる。実施は7月下旬を予定しているが、スペースシャトルの打ち上げの状況や軌道上作業状況等によっては日程変更する場合もあるという。

 堤幸彦監督は「宇宙空間で私たちの作品を観ていただけるとは、子供の頃の夢が現実になった気分です」と喜びを表している。

 「はやぶさ/HAYABUSA」は“世界で初めて小惑星から物質を持ち帰った探査機”としてギネス記録にも認定された、小惑星探査機「はやぶさ」のミッションを再現した映画。俳優の竹内結子さんや西田敏行さんらが出演し、映画「20世紀少年」シリーズで知られる堤監督がメガホンを取った。劇場公開は10月1日。


画像 映画「はやぶさ/HAYABUSA」
画像 「きぼう」日本実験棟

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