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レゴでボール工場を再現? 確かにこれは“工場”といっても過言でない構造だ

いろいろなタイプのレゴが発売されているのは知っていました。しかし、まさかレゴ純正パーツのみでオートメーション工場が再現されてしまうとは驚きです。

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きっとこれは工場に違いない

 「LEGO GBC Loop : Ball Factory + NXT 4-axis Robot レゴ ボール工場 + 4軸ロボット」(GBCは、Great Ball Contraptionの略)と題された、オートメーションシステム。こういうことを書くと原稿執筆者としては失格な気もしますが、とにかくまずは映像を観てください。


 やっていることは、ミニミニサッカーボールとミニミニバスケットボールをミニミニおけに入れてはこぼす、入れてはこぼすの繰り返し、いわゆる無限ループ。しかし、動いているサマはなんと美しい構造物なのでありましょうか。

 製作者のakiyukiサンは、レゴ歴19年(13歳から5年間のブランクを含んで)の高専専攻科生。学校では、電気、情報、制御を学んでいるそうです。

 使われているのはほぼレゴパーツのみで総額は15万円ぐらい、レゴでないのは、ウォームギアのガタを取るための小さな紙製のシム、ACアダプター、輪ゴムだけという徹底ぶり。製作には構想も含めて4カ月かかったそうで、設計図などは書かず作りながら考えるとのこと。

画像画像画像 これ、レゴだけで作ってんだぜ……

 レゴの魅力は、「思いついたことをすぐに形にできるところ」と、「試行錯誤しながら完成度が上げられるところ」だそうで、今後は「より複雑な工程を持つもの」や、「循環式ではなく何かが出来上がるライン」に挑んでみたいそうです。

 おもしろそうだと興味を持った人へのアドバイスをお願いしたところ、「レゴ テクニックやレゴ マインドストームNXTを買って説明書通りに組み立てることから始めて、実際の機械やブログや動画サイトで紹介されている作品をマネしてみると良いと思います」とのことでした。

 観ているだけでも惚れ惚れとしてしまう見事な出来映えですが、製作者の「思った通りに動いたときの達成感」はまた格別なものだそうですよ!!

 ニコニコ動画には、詳細な解説付の動画もアップされています。

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