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「銃を持った男が」 携帯メールの自動修正&誤送信のコンボで学校閉鎖の騒ぎにせかにゅ

予測変換や自動修正など、携帯電話の入力補助は便利ですが、うっかりすると銃撃事件が起きたという誤解を生んで大騒ぎになってしまうことも……。

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(画像はイメージです)

 「ウェストホールに銃を持った男がいる」――携帯メールがオートコレクト機能で間違った内容に「修正」されたことで、銃撃事件が起きたという誤解が生まれ、学校が閉鎖される騒ぎがありました。

 gainesvilletimesによると、先週ジョージア州ゲインズビルで、銃撃事件の通報を受けた警察が、ウェストホール市内の学校を閉鎖するという事件が起きました。通報のきっかけになったのは「gunman be at west hall today(今日ウェストホールに銃を持った男がいる)」という内容の携帯メール。ところがこれは、「gunna(going to)be at west hall today(今日ウェストホールに行く)」という文章が自動修正機能によって「修正」されてしまったものだと当局の調査で分かりました。さらに、このメールが間違った相手に誤送信されたことで、混乱が深まったようです。

 間違いメールであることが分かって、閉鎖は数時間後に解除されました。結局事件はなかったものの、当局はこの対応は適切だったと評価し、「生徒の安全を考え、慎重過ぎるぐらい慎重に対応する」としています。2月末にはオハイオ州の高校で銃撃事件が起きているので、その影響もあるのでしょう。

 予測変換や自動修正など、携帯電話の入力補助は便利ですが、一歩間違うと大騒ぎになってしまうこともあるので気をつけたいものです。

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メール | 閉鎖 | 誤送信 | 携帯電話 | せかにゅ


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