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日本新聞協会広告委員会が実施した2013年度「新聞広告クリエーティブコンテスト」の出品作がネットで話題になっています。「しあわせ」というテーマで作品を募集した今回のコンテストでしたが、最優秀賞に輝いた「めでたし、めでたし?」という作品を見てみると……。
「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」――子どもが書いたようないびつな字の下には、涙を流す鬼の子ども。そしてその下に、小さくこんなキャッチコピーが書かれています。
「一方的な『めでたし、めでたし』を、生まないために。広げよう、あなたがみている世界。」
この作品に対し、審査員からは「鬼の子どもにとってはそうなんだ、と読み手の心に小石を投げるような作品だ」「“逆からの視点”で幸せとは何かを考えさせる発想が抜きんでている」などの声があがり、最優秀作に選ばれました。どちらか一方だけでなく、みんなが幸せになれる方法を考えよう――そんなメッセージが込められているように感じましたが、みなさんはどんな思いを巡らせましたか?
なお、コンテストの結果発表ページにはこの作品以外にもさまざまな受賞作が掲載されています。興味がある人はそちらもチェックしてみてください。
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