ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

ソニー、PC事業売却を正式発表 VAIOブランドは残るも「さみしい」の声

「ソニーのVAIO」でなくなることを残念がる声が。

PC用表示 関連情報
advertisement

 ソニーがPC事業を投資ファンド・日本産業パートナーズ(JIP)に売却すると報じられていましたが、同社は2月6日、これを正式に発表しました。

 ソニーはVAIOブランドを擁するPC事業をJIPが設立する新会社に譲渡し、新会社はVAIOブランドのPC事業の企画、設計、開発から製造、販売などに至る事業全体を運営します。譲渡に伴ってソニーはPC製品の企画、設計、開発を終了し、製造、販売についても2014年春モデルを最後とする予定です(販売済み商品のアフターサービスは継続)。またソニーは新会社に5%の出資を行います。

 両社は意向確認書を締結しており、3月末までに正式契約を締結することを目指しています。ソニーは今後、モバイル領域はスマートフォン・タブレットに集中する意向です。

 VAIOブランドは新会社で継続するものの、ネットでは「ソニーのVAIO」でなくなることに「さみしい」「残念」という声が上がっています。「ソニーでないVAIOに価値はない」といった意見も。最初に購入したPCがVAIOだったと懐かしむ人や、今のうちに買っておきたいというファンなど、さまざまなコメントが寄せられています。


1月末に発表されたVAIO Fit 11A

 またソニーは、2014年7月をめどにテレビ事業を分社化して完全子会社にすることも発表しています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る