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国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は2月6日、同病院のPC2台が動画再生ソフト「GOM Player」をアップデートした際、コンピューターウイルスに感染したと発表した。当該PCは学会発表資料などの作成に使用していたが、一部患者情報も存在しており、漏えいした可能性もある。
病院側は、1月21日にウイルス感染の可能性を把握。不審なアクセスがあったことを確認した。病院側は個人情報漏えいの可能性は低いとみているが、引き続き関係各所と連携し調査するとしている。なお、端末は診療業務を行うカルテシステムとは別のネットワークで運用されており、診療機能への影響はないと説明している。
「GOM Player」を配信するグレテックジャパンは、2013年12月27日から2014年1月16日の間にアップデートを行った場合、マルウェアに感染しているおそれがあると注意を呼びかけている(関連記事)。
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今後「GOM Player」以外のソフトにも応用されるおそれがあるとのこと。