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岩手県と横須賀市がIngressで連携 全国初の試み

独自ミッションを作成!

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 岩手県と神奈川県横須賀市は、Google発の位置情報ゲーム「Ingress」をめぐって全国初の広域連携を実施すると発表した。

画像 Ingressを運営するNianticProject

 両地域とも、Ingressによる地域活性化プロジェクトを進めており、このたびの企画は「岩手県庁ゲームノミクス研究会」と「横須賀市観光企画課」が主導。6月20日に東北で開催されるIngress公式イベント「Persepolis」(ペルセポリス)を記念して、ゲーム内に「岩手×横須賀 友情の架け橋ミッション」を実装する。



画像画像 岩手県のポータル

画像画像画像画像 横須賀市のポータル

画像 特製メダル

 同ミッションは、双方にゆかりの深い先人・米内光政にちなんだポータルを巡るもので、クリアすると特製メダル(ゲーム内アイテム・横須賀市デザイン)と各自治体のオリジナル特典(数量限定)がもらえる。これまでに例を見ない長距離を結ぶミッションとなるが、その魅力や自治体同士の連携の有効性などを測定し、今後の活動に役立てるという。

備考

Persepolis(ペルセポリス)

Googleが全世界共通で定期的に開催している、Ingressの世界観を具現化する公式イベントのひとつ。2015年6月20日に世界12地域で開催する予定で、日本では「東北地域」が指定されている。仙台市をメイン会場に数千人が参加する見込み。

米内光政(1880-1948)

岩手県出身の旧日本海軍の軍人。太平洋戦争開戦直前の1940年1月〜7月に内閣総理大臣として開戦に反対し、また戦争末期の1944年7月からは最後の海軍大臣としてポツダム宣言の受諾による早期の終戦に尽力した人物。若かりし頃、横須賀市にあった海軍砲術学校で山本五十六とともに教鞭を取り、横須賀市内で現在も営業している料亭小松には、かつて2人がよく酒を飲んでいたという記録が残っている。

ミッションで使用するポータル(直接現地に行く必要がある)

1.米内光政銅像(盛岡市 八幡宮境内)

2.米内光政居住地跡(盛岡市 八幡町通称八幡宮通り沿い)

3.横須賀地方総監部田戸台分庁舎(横須賀市田戸台)

4.料亭小松(横須賀市米が浜通り2丁目)

5.旧海軍下士官集会所跡(横須賀市ドブ板通り付近)

6.海軍の碑(横須賀市ヴェルニー公園内)

オリジナル特典

岩手県:特製Ingressペン

横須賀市:特製Ingressステッカー


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