クラウドファンディングで合計400万ドル以上の資金を調達したことで話題となった(関連記事)ゲーム「Mighty No.9」の実写映像作品制作が発表されました。
「Mighty No .9」は「ロックマン」の生みの親であるクリエイター・稲船敬二氏率いるcomceptが開発した新作ゲームです。北米で9月15日、全世界では9月18日に発売が決定しています。
ゲームは9体のロボットからなる格闘競技チーム「Mighty Numbers」に所属する「Beck(ベック)」が、コンピューターウィルスによって突然暴走を始めた世界中のロボットと「Mighty Numbers」の兄弟たちに立ち向かっていくというストーリー。ウィルス感染を引き起こした犯人を突き止めるため、「Beck」は、親友である「Call(コール)」とともに暴走する兄弟たちと対峙するのですが……。
実写映像化を手がけるのはLegendary Digital MediaとContradiction Films。両社は、これまでに稲船氏が制作した「Dead Rising」を原作とした実写作品「Dead Rising: Watchtower」の制作・配給を行うなど、ビデオゲームを実写シリーズ化し、世界に向けてデジタル配信するという独自の手法を採用してきました。
発表を受けて、稲船氏は「今回、 Legendary Digital MediaとContradiction Films のコラボで『Mighty No. 9』の実写化が実現したことは、自分自身やゲームの制作チームだけでなく、このゲームを応援してくれる全てのファンのみんなにとって大変な驚きだと思います。そして彼らの手によって私たちが生み出した作品が世界中の人たちに届くとき、私たちの夢がまたひとつ叶います。私たちに対する全てのサポートに心から感謝します」と語っています。
日本円で3億9000万円以上の出資が集まるなど、世界中のファンから熱望された新作ゲームの実写化となる今回のプロジェクト。どのような作品に仕上がるのか今から待ち遠しいですね!
(高城歩)
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