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火事から救われたワンちゃんが消防犬になって活躍 みんなを守るワン

犬の恩返し。

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 火事から救われたワンちゃん「ジェイク」が、消防犬として活躍する姿が、世界中の感動を呼んでいます。

消防犬バッジがりりしいジェイク
消防犬バッジがりりしいジェイク(画像は消防犬JakeのFacebookより)

 昨年4月、米国サウスカロライナ州ハナハン市で、消防士のウィリアム・リンドラーさんが、火に包まれた家から救い出したピットブルのジェイク。まだ生後数週間で、体の75%にやけどを負う痛々しい姿でした。

やけどの跡も痛々しいジェイク
やけどの跡も痛々しいジェイク(画像は消防犬JakeのFacebookより)

 リンドラーさんは、治療費が払えない飼い主に捨てられたジェイクを家に迎え入れ、面倒を見ることを決意しました。

 愛情に包まれた日々を過ごしながら、ジェイクの心身の傷は癒え、すくすくと育ち、かけがえのない家族の一員となります。

 快活で賢いジェイクは、たちまちリンドラーさんの職場である消防署のマスコット的存在になり、人気を集めるようになります。

 「犬心」にも恩義と使命を感じたのでしょうか。地元の小学校での防災啓発活動にも喜んで参加。

 そしてついに、「子どもたちを笑顔にし、防災について学ぶことを手伝い、ハナハン市消防局の使命、ビジョン、価値を示すために努力を惜しまないこと」を宣誓し、正式な「消防犬」として辞令を受けるに至りました。

 今後は「不審火検出犬」としてトレーニングを受けるそう。ジェイクの「犬の恩返し」の物語は、災害や犯罪から人々を救うヒーローの物語に発展することでしょう。

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