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サザエさん症候群はコード進行のせい? 昭和のアニソン・特ソンに込められた技法を解説した1冊が登場

懐かしの主題歌330曲を音楽的視点から解析。

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 昭和のアニソンや特撮ソングに込められた音楽技法をひもといた書籍「解析! 昭和のTVアニメ特撮 主題歌大百科」が、DU BOOKSから4月27日に発売されます。「サザエさん症候群の原因はオーギュメント・コードのせい?」などの文言が昭和世代の好奇心をビシビシ刺激しそうです。

昭和のアニソン・特ソンを音楽視点で分析した大百科
昭和のアニソン・特ソンを音楽視点から掘り下げた大百科(DU BOOKS公式サイトより)

 昭和に放送されたアニメ、特撮ドラマ、さらには子ども向けのドラマやバラエティー、教育番組の主題歌を、コード進行を中心に音楽的視点から分析。番組によっては複数の挿入歌まで網羅、作曲家や歌手の経歴なども含め解説しています。

 特に、「マジンガーZ」や「人造人間キカイダー」の渡辺宙明さんや「仮面ライダー」「タイガーマスク」の菊池俊輔さん、「アタックNo.1」「機動戦士ガンダム」の渡辺岳夫さんなど多くのアニソン・特ソンを手掛けたレジェンド作曲家5人はページを割いて入念に解説。

 書籍の紹介文には、「サザエさん症候群の原因はオーギュメント・コードのせい?」「ベースとミニ・モーグのユニゾンが強烈な『魔女っ子メグちゃん』のBメロ!!」「『テレポーテーション〜恋の未確認』(エスパー魔美)のBメロは平行調を取り入れたお手本的名曲!!」など、音楽専門用語を絡めたマニアックな文面が。音楽誌を中心に活動してきたガモウユウイチさんによる416ページにもおよぶ大作となっています。

音楽用語を交えマニアックな視点からあの歌この歌を分析(DU BOOKS公式サイトより)
音楽用語を交えたマニアックな分析(DU BOOKS公式サイトより)

 音楽に詳しい方もそうでない方も、脳裏に焼き付いている名曲の意外な秘密が発見できそうです。

ADAKEN


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