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新車より圧倒的に安いな! 車に自動運転機能を付加するデバイスが年内発売、価格は約10万円

開発は、天才的なハッカーとして有名なGeorge Hotz氏のベンチャー企業。

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 天才的なハッカーとして知られるGeorge Hotz氏のベンチャー企業Comma.ai社から、自動車に取り付けると半自動運転ができるようになるデバイス「Comma One」が年内に発売されます。販売価格は999ドルで、日本円にして約10万円。


画像 「TechCrunch Disrupt SF 2016」にて発表。緑のデバイスが「Comma One」

 George Hotz氏は17歳でiPhoneのハッキングに成功し、「geohot」という名前で知られるようになったプログラマー。2015年にはわずか1カ月間で自動運転車を自作し、翌年には自動車に自動運転機能を備え付けるデバイスを開発していることを明らかにしました。

 「Comma One」は、9月12〜14日まで米国で開催された「TechCrunch Disrupt SF 2016」にて発表されました。カメラ、レーダーを搭載しており、自動運転機能を持たない自動車のバックミラー部分に装着して使用します。完全な自動運転が可能になるわけではありませんが、テスラモーターズ社製品のオートパイロット機能に負けない性能を持っており、「マウンテンビューからサンフランシスコまでなら、人間が運転する必要はない」としています。

 ユーザーは購入に必要な999ドルに加え、毎月Comma.ai社に24ドル支払う必要が。とはいえ、新たに自動車を購入するよりもかなり安いのではないでしょうか。なお、現在対応しているのは、一部の車種のみとなっています。


画像 comma.ai社Webサイトより

マッハ・キショ松

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