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吉祥寺が「住みたい街ランキング」1位に返り咲き 前年1位の恵比寿は2位に

開発が進む品川が過去最高の5位へ躍進。

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 「2017年版 SUUMO住みたい街ランキング 関東版」が発表され、前年は2位に後退した吉祥寺が、再び1位となった。


街 住みたい街(駅) 総合ランキング

 リクルート住まいカンパニーが、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県に在住する20〜49歳の男女を対象に行った調査(有効回答数3996人)。前年はそれまで5年連続1位であった吉祥寺が2位に後退し、恵比寿が首位に立ったことが話題となったが(関連記事)、両者の位置は再び逆転している。今春から商業施設「コピス吉祥寺」リニューアルオープンや、井の頭公園の開園100周年事業といった予定があり、話題に事欠かなかった。

 ほかでは過去最高の5位となった品川の躍進が目立つ(前年13位)。2020年の品川−田町間新駅開業や、車両基地開発の影響と目される。また、今春に複合施設「渋谷キャスト」が開業するなど再開発の進む渋谷が10位で、初のトップ10入りを果たしている。

 「住みたい行政市区 総合ランキング」では、東京都港区が2年連続首位。2015年度から実施されている、第二子保育料無料化といった支援策の影響が大きいようだ。4位の千代田区もまた、23区内で唯一高校生まで医療費を助成するなど子育て支援策が人気を集めている。


行政市区 住みたい行政市区 総合ランキング。神奈川県鎌倉市が、東京23区以外で唯一トップ10入りしている

 「穴場だと思う街 ランキング」も、前年と同じく北千住が1位となった。5路線が乗り入れる交通の便の良さに加え、駅前の再開発や治安の向上などが重なり、イメージがアップ。2位の赤羽も都心からのアクセスが良く家賃も手ごろで、駅前の商業施設や商店街も充実と評判が良い。

 なおトップ10の半数は池袋・巣鴨・大塚・駒込・田端の、山手線北側の街が占めている。同沿線のなかでは比較的家賃が安く、昔ながらの商店街がにぎわうなど生活利便性が高いことが魅力とされている。


穴場 穴場だと思う街(駅) ランキング


(沓澤真二)


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