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モフモフのウサギを抱っこし放題! ビル一棟まるごとウサギのテーマパークへ行ってきた

ウサギさんと抱っこしたり、添い寝したりできます。

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 猫カフェブームを受けて、動物と触れ合える店が増え続けている。今やインコやフクロウがいるカフェもあれば、ヤギと散歩したり、ペンギンがいるBARもある。そんな中、5階建てのビルがまるまるウサギと触れ合うためのスペースとして営業するウサギのテーマパークが浅草にあるという。その店とは、「Bunny's Theme Park HUTCH ASAKUSA(バニーズ テーマパーク ハッチ浅草)」だ。


うさぎ 壁には、これまで世界83カ国から来店したお客さんがウサギを抱いた体験写真が貼られている

 まずは入場前に受付。体験できるプランが3つあり、8種類24匹のウサギを見て生態を学ぶプラン「HUTCH MUSEUM(ハッチミュージアム)」と、ミュージアムにいるウサギを時間無制限で抱っこし放題のプラン「HUG BUNNIES(ハグバニーズ)」、そして抱っこし放題で、さらにウサギとお部屋で遊んだり添い寝したりできるプラン「GREAT EXPERIENCE(グレートエクスペリエンス)」から選択できる。

 せっかくなので、ウサギとの時間を目いっぱい堪能できる「GREAT EXPERIENCE」に決定 。価格は、抱っこし放題のプラン4000円にプラス1000円(30分ごと)だった。

 店内に入ると、ムーディーな明かりの中にウサギハウスがズラリと並んでいる。この中から、お部屋へ連れて行くウサギを決めるのだ。


うさぎ 店内が薄暗いのは、美術品のようにウサギをよく観察してほしいとの思いから

 そこで、じっくりと眺めて吟味。今まで見たことない珍しいウサギがたくさんいる。かわいい……!


うさぎ 食事中のジャージーウーリー


うさぎ 寝ぼけまなこのミニレッキス


うさぎ おねむのライオンロップ

 どのウサギも甲乙つけがたい良さがある。案の定、連れて行く一匹を決めかねていると、スタッフさんから「抱っこし放題なので、それぞれのウサギさんとの相性をみて好きな子を見つけてください」との助言を得た。

 抱っこすることでみせる特別なしぐさや表情があり、より深く相性を計ることができるという。また抱く練習もかねており、慣れるとウサギとの接し方に自信が持てるようになり、楽しみも倍増するそうだ。抱き方もしっかりとレクチャーしてくれるため、すぐにうまく抱っこできるようなった。


うさぎ アイラインが特徴的なドワーフホトのほとちゃん

 アイラインが入ったドワーフホト以外にも、ピーターラビットのモデルとなったネザーランドドワーフや、耳のたれたライオンロップ、真っ黒のジャージーウーリーなど、たくさん抱っこ。どのウサギも小さくて、おとなしくて、フワフワで、近くで見るつぶらな瞳が、かわいすぎる!

 それにしても、獣臭さがないのが不思議である。畳の香りがして、体もきれいだ。その理由を聞いてみると、どうやらエサとハウスに秘密があるらしい。エサは、イギリスのフードとアメリカから取り寄せた競走馬用の牧草を与えているため、体の中からキレイで健康になり、排せつ物から匂いが出にくい体になるとのこと。またハウスは、特許の最新技術を駆使した汚れが付着しにくい素材を採用し、床にはフルーツのエキスをコーティングした完全植物性無添加の特殊洗浄剤を使用しているため、汚れにくく清潔を保つことができるのだという。

 さて、連れて行くウサギが決まると、専用のカゴに入れて部屋へと移動。部屋には赤いソファベッドとプロジェクターが設置されていた。ここではウサギと戯れるほか、インターネット、映画鑑賞、ゲームなどでのんびり過ごすことができる。


うさぎ 二人用の赤いソファベッド。幅が細めで、婚活イベントを行った際は大好評だったそうだ

 筆者が選んだウサギはというと、スタッフのイチオシ、ジャージーウーリーのくいーんちゃんだ。部屋に放すと、すぐにぴょこぴょこと寄り添ってくる。人懐っこくて本当にかわいい!


うさぎ マニアが好む珍種、ジャージーウーリー

 もう、たまらず、こうする。


うさぎ くいーんちゃんと添い寝

 その後は頭をなでたり、愛らしい姿を写真に収めたりして楽しんだ。また浅草の景色が望める屋上にも連れて行き、爽快な気分といやしを同時に体験した。ちなみに、時間内であれば、ウサギは何回でも交換可能。気になっていたもう一匹、ネザーランドドワーフのしんちゃんとも遊ぶことができた。


うさぎ カゴから外の様子をうかがうネザーランドドワーフのしんちゃん


うさぎ スカイツリーや浅草寺が見えて爽快な気分

 この店は、浅草という土地柄もあり、外国人からの人気も高い。スタッフによると、プライベートジェットでやってきたインドネシアの王族や、アメリカ空軍の同僚から薦められてやってきたエアフォースワンの乗組員など、バラエティに富んだ面々が来店しているという。時にはこの店のウサギが忘れられず、帰国後に販売してほしいとお願いされることもあるとか。世界中のウサギ好きを虜にするのも頷ける納得の充実感だった。

(伊佐治龍/LOCOMO&COMO)

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