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エイチ・アイ・エスは、首都圏を出発地とする国内バスツアーのサイトから申し込みをした一部利用者の個人情報が、外部からのアクセスにより流出したと発表した。現在、個人情報の悪用被害の報告は入っていないとのこと。
8月17日、同社が契約している外部のセキュリティ技術専門家からの報告をうけ調査を行ったところ、同サイトから個人情報が含まれた圧縮ファイルダウンロードの形跡が見つかったことから問題が発覚。同サイトに対してはすでに必要な措置を講じたという。原因はサイトのリニューアルに伴い、誤って公開領域に個人情報を含む予約データが残されていたためで、すでに所轄の警察署に相談を行い、個人情報保護委員会にも報告を行っているとのこと。
流出した個人情報は、ツアー予約を行った代表者、同行者、緊急連絡先に指定された人など、最大1万1975人分。氏名、電話番号などが含まれるが、クレジットカード番号・金融機関口座情報は一切含まれていないという。
エイチ・アイ・エスは専用相談窓口を設置。今後は内部チェック体制の厳格化や、第三者機関によるチェックの強化、システム開発管理体制の強化などを行うとしている。
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