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ルノーが示した未来の車「Renault FLOAT」が想像の一歩先を行っていた

浮いてる……? え、合体・変形すんの?

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 ルノーの英国支社 ルノーUKが、デザインコンテストで優勝した未来の車のコンセプトムービーを公開しました。

Renault FLOAT(YouTube/Renault UK)

 「Renault FLOAT」と名付けられたこの未来の車は、コンテスト優勝者のYuchen Caiさんが「未来の社会のための空間」を意識してデザインしたもの。ロンドンで2017年9月21日から24日に開催されたインテリアデザインの展示会「designjunction 2017」で発表されました。

 Renault FLOATはその名称の通り、地面から数センチほど浮上して走行します。タイヤはありません。もちろん自動運転に対応しています。どんな仕組みで走行するのかは不明ですが、ドローンのような機構が車体の下部に搭載されているのだろうと想像されます。

photo Renault FLOAT(画像はルノーUK公式Twitterから)
photo これが操縦席らしい。ハンドルもなく、自動運転対応

 デザインのコンセプトは、「OPACITY(不透明)」で「NON DIRECTIONAL(指向性がなく)」、それでいて「TESSELATION(隙間なく並べられる)」。なんと合体・変形します。ボール状のパーツとボールを2つ並べたピーナッツのような形のパーツを組み合わせて、使う用途に合わせて変形できるようになっています。

photo ぴとっと合体
photo 確かに浮いています

 少年時代に見た「これが未来だ!」的なイラストの未来の車に近いような。いや、そうではないような。ともあれルノーUKの担当者も「動画を公開できることに興奮している」とTwitterで述べているように、思いは同じなのでしょう。あのような未来は本当に近づいてきているのかもしれません。

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