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ある木彫り細工がなんと「おいしそう」ということで話題になっています。木製なのにおいしく見えてしまうだなんて、これは気になりますね。
話題の画像を投稿しているのは、これまでにも多数の作品をネット上に公開している木彫り作家の川崎誠二(@sawsnht)さん。今回川崎さんがTwitterにアップロードしたのは1枚の厚切りトースト。やわらかそうなその輪郭といい、細かく色付けされた焼き目といい、「本物だよ、たった今トースターで焼いたんだよ」と言われればそのまま信じてしまいそうなほどの精巧さ! 上からバターを塗ればそのままとろけてしまいそうで、なんともシズル感があります。リアルさゆえ本物のトーストだと思ってしまった人も多く、「言われなければ分からないぐらい完成度高い!」「お腹鳴り出した」といったような驚きや空腹を訴えるコメントが見られました。
見た目は本物と寸分違わぬ木製トーストですが、決定的に異なるのは作る際の手間。本物の食パンはトースターでチンするだけでふっくら焼きあがってくれますが、Twitterに追加で投稿された画像には、ただの木材をトーストの形に切り、慎重かつ繊細な作業で厚切りトーストを生み出していく過程が記録されていました。川崎さん曰く特に気泡を彫るのが「メチャメチャのクチャクチャ大変」で「精神的にきつかった」とのことです。
この厚切りトーストのほかにも木彫り柿ピーや木彫りわんにゃんなど、川崎さんはユニークな木彫り細工を多数手がけています。過去にはねとらぼで木彫りニボシ(関連記事)や木彫りアジ(関連記事)の刺身を紹介しました。
画像提供:川崎誠二(@sawsnht)さん
(エンジン)
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丸っこくなり、ネコとか拾いそうな見た目に。
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