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コラム

グレープフルーツがグレープ(ぶどう)と呼ばれる理由

ご存じの通り、本当はかんきつ類。

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 そのまま食べてもよし、ジュースにしてもよしと、口にする機会が多いグレープフルーツ。英語では「Grapefruit」と書くのですが、この「Grape」はぶどうを意味するのだとか。本当はかんきつ類なのに、どうして“ぶどうのフルーツ”と呼ばれているのでしょうか?



グレープフルーツの名前の由来

 店頭に並べられているグレープフルーツを見ても、一体どこにぶどう(グレープ)らしさがあるのかはよく分かりません。この名前は「木に果実がなるときの様子」に由来するものだといわれているからです。

 というのも、グレープフルーツには1つの枝に果実がいくつもできるという特徴が。たくさん実る様子がぶどうの房に似ているから、“グレープ”フルーツというわけです。特に、果実の重みのせいか、枝が下方向に垂れ下がっていると、果実が縦方向に連なり、よりぶどうの房らしく見えるようです。


枝が折れないか心配になるくらいの実りっぷり(Photo courtesy of USDA NRCS)


果実が縦に並んでいると、よりぶどうの房っぽく見えるもよう(USC Digital Libraryより)


1942年に米国で刊行された本に掲載された写真。「47個の果実からなるグレープフルーツの房」とのこと(Internet Archiveより)


1918年刊行の事典でも「果実がぶどうの房のように育つからグレープフルーツ」とされています(Internet Archiveより)

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