「吉田玲子」脚本の劇場アニメ人気ランキングTOP22! 1位は「リズと青い鳥」【2021年投票結果】

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 脚本家である吉田玲子さんは、1994年にテレビアニメ「ドラゴンボールZ」でデビュー以来、数々の名作アニメの脚本を手がけてきました。原作のある作品では、もとの作品の意図を汲みながらキャラやエピソードを磨き上げ、オリジナル作品では、優れた構成力と安定感を持ってストーリーを紡ぎ出すのが特徴。そんな吉田さんは、多くのアニメ監督からの信頼も厚いといわれています。

 そこでねとらぼ調査隊では、2021年11月11日から11月17日まで「一番好きな吉田玲子さん脚本の劇場アニメは?」というテーマで人気投票を実施しました。

 今回は、総数1089票の投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。

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第3位:映画 聲の形

 第3位は同率で2作品がランクイン。ひとつは「映画 聲の形」でした。大今良時さんの同名漫画が原作で、ガキ大将である主人公・石田将也が通う小学校に転校してきた、生まれつき耳が聞こえない西宮硝子。将也にとって未知の存在であった硝子は、徐々にいじめの対象に。いじめが発覚し、大人が介入してくると、将也は徐々に自分がしたことの罪に気付いていき、学校でもいじめられる立場に。数年後、高校生になった将也は迷惑をかけた母や硝子へのしょく罪を終えて自殺をしようとしますが、なりゆきで硝子と友達になる、というあらすじです。

 原作単行本は全7巻あり、その内容を約2時間にまとめて再構成しており、2人がそれぞれ心に秘めてきた罪悪感や、登場人物の心情、関係性を巧みに描いています。

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第3位:ガールズ&パンツァー 劇場版

 第3位のもう一つの作品は「ガールズ&パンツァー 劇場版」でした。2015年に公開された作品です。戦車を使った乙女のたしなみ「戦車道」の全国大会で優勝を目指す女子高生たちの奮闘を描いたテレビアニメ「ガールズ&パンツァー」の完全新作映画で、テレビアニメ最終話の続きとなる全国大会の後日談を描いています。

 学園艦からの退去という方針を撤回させるため、大学選抜チームと対戦をすることになった大洗女子学園チーム。彼女たちにとって厳しすぎるルールが設定されたものの、かつての対戦相手たちから心強い援軍を得て、試合に挑んでいきます。

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第2位:劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 第2位は「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」で、169票でした。暁佳奈さんによる小説を原作とし、京都アニメーションの制作で2020年に公開された劇場アニメ。2018年に放送されたテレビアニメの完結編となる作品で、2019年公開の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -」に続く劇場版第2弾です。吉田さんはいずれの作品でも脚本もしくはシリーズ構成を手がけました。

 戦争に兵士として従軍し、感情を持たない戦闘マシーンのように戦っていた少女・ヴァイオレットが、戦後「自動手記人形」と呼ばれる郵便社の代筆業を行うことで、人の思いや愛に触れていくという物語。美しい映像とともに、人々の繊細な感情を見事に表現した話題作でした。

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第1位:リズと青い鳥

 第1位は「リズと青い鳥」で、345票でした。リズと青い鳥は、2018年に公開された作品です。「響け!ユーフォニアム」に登場したオーボエを担当する鎧塚みぞれと、フルートを担当する傘木希美を主人公に、卒業を控えた3年生の2人が「高校最後のコンクール」に挑む青春模様を描いています。「けいおん!」や「たまこラブストーリー」「聲の形」などを手掛けた山田尚子監督とのタッグで制作された「響け!ユーフォニアム」の続編かつスピンオフ。テレビシリーズなどを見ていなくても楽しめる、独立した作品としても作られています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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