イヤフォンを買い替えるなら、“なんとなく”で決めるのはもったいないもの。完全ワイヤレスイヤフォンの新作はバリエーションが多い上、多くのブランドが完成度を高めてきており、洗練された新製品が数多くあるためです。ぜひ王道ブランドのド定番製品や、ECサイトで見つかる激安イヤフォンだけでなく、今季に発売されたばかりの新製品にもしっかりと目を通してみてください。

出典:Amazon.co.jp

 ここでは、眺めているだけでもワクワクしてきそうなラインアップの中から、2026年夏に注目しておきたい新作の完全ワイヤレスイヤフォンを6つ厳選して紹介。前後編に分け、それぞれの概要を解説していきます。

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Anker Soundcore P42i:高コスパで人気のシリーズ

 1つ目は、アンカー・ジャパンが7月に発売した完全ワイヤレスイヤフォン「Soundcore P42i」です。2024年4月に発売され、2026年6月時点でも販売ランキングの上位に食い込む人気モデル「Soundcore P40i」の後継に相当します。

アンカー・ジャパン

 Soundcore P42iの価格は、9990円(税込、以下同)。ギリギリ1万円以下に収まるコストパフォーマンス重視の選択肢として注目です。

 型落ちのSoundcore P40i(7990円)と比べると若干値段は上がりますが、11mmのドライバーを維持しつつより小型化(イヤフォン本体だと約14%減)したほか、採用するノイズキャンセリング技術の世代が2.5から3.5へ強化されていたり、高音質コーデックのLDACをサポートしていたりと、堅実な進化を遂げているのが魅力。特にノイズキャンセリング性能を重視するならば、シーンに応じて強度が自動で最適化される新世代を選んでおいた方が、長期的にメリットを感じやすいでしょう。

 バッテリー持ちは、イヤフォン単体で最大8.5時間、充電ケースと合わせて最大40時間です(ノイズキャンセリング機能をオンにした場合)。そのほか、しっかりマルチポイント接続に対応していることや、IP55の防じん防水規格を備えていることなども押さえておきたいポイントです。

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HUAWEI FreeBuds Pro 5:デザインからANC・通話性能まで◎

 2つ目は、ファーウェイ・ジャパンが5月に発売したハイエンドモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 5」です。通常価格は2万9480円で、合成皮革を使う「レザーブルー」のカラーのみ3万1680円。どれも外観が洗練されており、デザインや装着時の見え方にもこだわりたい人はチェックしておきたい一台だと言えます。

ファーウェイ・ジャパン

 同イヤフォンは2025年2月に発売された前世代モデルの「HUAWEI FreeBuds Pro 4」から順当に進化を遂げており、特に以下の3点に注目です。

  1. ドライバーの改良とそれに伴うノイズキャンセリング性能の強化
  2. 空間オーディオへの新対応
  3. バッテリー持ちの向上

 特に、ドライバーに関しては、マイクロ平面振動板ドライバーを含むデュアルドライバーユニットを搭載しているのがユニーク。高音域と低音域をそれぞれ専用のドライバーが担当し、ANC(アクティブノイズキャンセリング)も前世代モデルの2.2倍へ向上したとされます。また、ノイズキャンセリングに関連したところでは、通話時にユーザー側の声をクリアに届ける機能にもこだわっており、イヤフォンで通話する機会が多い人にとっても魅力的です。

 イヤフォン単体での演算処理による空間オーディオにも対応し、ヘッドトラッキングもサポートしています。そしてバッテリー持ちについては、ANCオフの場合、音楽の連続再生がイヤフォン単体で最大9時間、充電ケース込みでは最大38時間となっています。ANCオンの場合だと、イヤフォン単体で6時間、充電ケース込みで25時間です。前世代モデルより堅実に数値を伸ばしました。なお、イヤフォン本体の防じん防水性能はIP57となっています。

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Shokz OpenDots 2:前世代から音質を強化したイヤーカフ型新モデル

 3つ目は、Shokz(ショックス)のイヤーカフ型イヤフォン「OpenDots 2」です。6月4日発売で価格は2万9880円です。

フォーカルポイント

 Shokzのイヤーカフ型イヤフォンとしては、このほかにも2025年10月に発売されたDolby Audio対応の「OpenDots One」(2万7880円)、2026年6月に発売された廉価モデル「OpenDots Air」(1万9880円)などが展開されています。こうしたラインアップのなかで「OpenDots 2」はフラグシップモデルに相当する最上位製品です。

 OpenDots Oneと比べ、同イヤフォンには以下のようなメリットがあります。

  1. 「Bassphere」と呼ばれる独自の音響技術が2.0世代に向上
  2. 搭載マイクが強化(空気伝導マイク×4+骨伝導マイク×2)
  3. 急速充電が強化(5分の充電で約2時間の楽曲再生が可能)
  4. 防じん防水性能がIP57(充電ケースはIP54)へ強化

 特に音響に関しては、2つの11.8mmドライバーが連動して、16mmドライバー相当の出力を発揮する仕組みが重要。歪みを従来より70%低減しつつ、重低音が強化されました。価格差もさほど大きくないので、今季の購入を検討するならばOpenDots OneよりもShokz OpenDots 2の方が狙い目だと思います。

 4つ目から6つ目に紹介するアイテムについては、後編で取り上げます。

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