「OPPO Reno A」といえば、コストパフォーマンスの高いミドルレンジスマートフォンとして定番のシリーズ。その最新モデルとして、2026年6月に「OPPO Reno15 A」が発売されました。同機は、2025年6月に発売された前モデルの「OPPO Reno13 A」と比べて、どこが変化しているのでしょうか。
本稿では、5つのポイントで変化をチェックし、最新機種の概要を把握していきます。
画面が小型化&高性能化
ディスプレイサイズについては、前モデルのOPPO Reno13 Aが約6.7インチだったのに対し、新モデルのOPPO Reno15 Aでは約6.6インチへとわずかに小さくなりました。端末サイズはカラーにより微妙に異なりますが、従来の約75(幅)×162(高さ)×7.8(奥行き)mmから、約75(幅)×158(高さ)×8.1~8.3(奥行き)mmへと変化。幅は維持しつつ、高さが4mmほど小さくなっています。一方の厚みはわずかに増加。重さも約192gから約195~202gへと少し増えました。
こうした変化は、外観や操作感の違いを認識できるほど大きな差ではありません。ただ、保護ケースなどを旧モデルから引き継いで使うことはできないので、その点は留意しておきたいところです。
また、細かい仕様については、ディスプレイの色彩深度が10ビットの10億7000万色に対応していたり、タッチサンプリングレートが最大240Hz(デフォルト120Hz)へ上がっていたり、カバーガラスが改良された新世代のもの(AGCの「Dragontrail Star D+」)へとアップデートされていたりと、堅実な進化を遂げていることも見逃せません。
プロセッサーは据え置き
OPPO Reno15 Aが搭載するSoC(システムオンチップ)は、クアルコムが2022年9月に発表したミドルレンジ向けの「Snapdragon 6 Gen 1」。前モデルのOPPO Reno13 Aが搭載したものが、そのまま据え置きで使われています。最新世代のチップではないものの、ミドルレンジモデルに期待する処理性能は十分クリアしていると思うので、ヘビーな使い方を想定していなければ運用面での問題はさほどないでしょう。流行のAI関連機能も、基本的なものは一通り網羅している印象です。
むしろメモリの選択肢について、従来世代だと8GBモデルしかなかったのに対し、新世代では8GBに加えて12GBモデルも選べるようになっていることがポイント。大容量モデルを選択すれば、メモリ不足で動作が重くなりにくくなるというメリットはあるでしょう。
ただし、気をつけたいのは、OSアップデートの保証回数が1回のみと少ないことです。セキュリティアップデート期間は3年間あるものの、長期運用を見据えて導入するにはさほど適していないかもしれません。おそらくは数年での買い替えを前提に手を伸ばすのがベターでしょう。
256GBモデルの選択肢が増えた
メモリの多いモデルを選べるという話を上述しましたが、大容量モデルではストレージも128GBではなく、256GBへと増えています。メーカー公式サイトにおける具体的な価格表記は、メモリ8GB・ストレージ128GBモデルが6万4800円(税込、以下同)。メモリ12GB・ストレージ256GBモデルが7万6800円です。
長期運用にはあまり向いていないとはいえ、写真や動画をガンガン撮りたい人にとって、大容量モデルを選択できるようになったことは朗報です。ストレージ管理の手間が減るため、ミドルレンジモデルのターゲット層にこそうれしいポイントですね。
バッテリーが大容量化
OPPO Reno15 Aは搭載するバッテリー容量を堅実に増やしました。具体的には、従来世代では公称値5800mAh・定格値5640mAhだったのに対し、公称値7000mAh・定格値6830mAhまで上がっています。普及価格帯のスマートフォンといえば、5000mAh前後のバッテリー容量が一般的という時代がしばらく続きましたが、最近はたまにこうした大容量モデルを見かけるようになってきました。
関連したところで、急速充電のW数が最大80Wまで上がったこともトピック。対応する急速充電規格が「45W SUPERVOOCフラッシュチャージ/45W PPS」から「80W SUPERVOOCフラッシュチャージ / 55W PPS」へと進化しています。
インカメラが高解像度化
最後はカメラについて。背面カメラは、広角(約5000万画素)+超広角(約800万画素)+マクロ(約200万画素)という構成を前世代から踏襲しています。望遠カメラがないことや、超広角カメラの画素数が低いことを踏まえて、ミッドレンジ相応の仕様という印象です。
一方で、インカメラは従来世代の約3200万画素(F値2.4)から、約5000万画素(F値2.0、画角100度)へと進化。要するに、シーンに合わせて画角を選択しながらセルフィーを撮影できるようになったわけです。
なお、最後にその他の仕様について補足しておくと、防水・防じん性能はIPX8・IPX9/IP6Xに準拠し、おサイフケータイにも対応。生体認証は顔認証に加え、ディスプレイ指紋認証にも対応します。普段の使い勝手に関しては、従来通り完成度の高さを踏襲していると言えそうです。格安SIMで2〜3年使えるミドルレンジ機を探している場合には、有力候補になりやすい端末だと思います。
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