レビュー

「ウルティマオンライン 武刀の天地」へのご招待(1/2 ページ)

「ウルティマ オンライン」は、なんと1997年からサービスを開始、8年間運営し続けているMMORPGだ。今回紹介する「ウルティマ オンライン 武刀の天地」は、東洋をテーマとした新パッケージで、各種新アイテムは細部まで丁寧な作りとなっている。

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 MMORPGの世界は厳しい。今でも数多くの新タイトルがリリースされ、クローズドβサービスが開始されたというニュースが流れる一方で、サービスが消え去ってしまったゲームもこれまた多い。

 こんな中で「ウルティマ オンライン」(以下、UO)は、なんと1997年からサービスを開始、8年間運営し続けているMMORPGであることをご存じだろうか。「エバークエスト」と並んでMMORPGの代名詞となっているUOだが、飽きられることなくユーザーを引き付けるその魅力の1つが、自由度の高さであることは間違いない。

 元々明白な目的や、終わりを持たないMMORPGというジャンルは、常に目新しさを提供しない限り、2年程度で飽きられやすい、という面を持っている。しかしUOは、経験値やレベル制というシステムを一切排除し、50種を超えるスキル制度は0.1刻みで習得でき、どのスキルをどのように組み合わせるかはユーザーの好み次第。個性や自分らしさを演出できるようになっている。

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 昨年の7月にEAは、世界中のファンの注目を集めていた次世代UO、「ウルティマX オデッセイ」の開発中止を発表。「北米でのMMORPGは終息気味」といった声があちらこちらで囁かれたものの、EA側は「その分のパワーをUO開発に注ぐ」とコメントしていた。

 今回紹介する新パッケージ「ウルティマ オンライン 武刀の天地」(以下、武刀の天地)は、まさにこの開発陣が自信を持って送り出すにふさわしいタイトルとなっている。

 既存のユーザーにとって楽しい新マップや新システムの追加だけではなく、過去にUOを楽しみそして引退していったユーザーへの呼びかけとして、期間限定ではあるが無料で停止中のアカウントを再開できる「懐かしのブリタニアへ」キャンペーンを用意。また、新マップの土地が当たる「ブリタニアジャンボ」を実施するなど、本タイトルへの力の入れ具合が見てとれるだろう。

 さて、武刀の天地で変更・追加された新システムは数多いが、なんと言っても注目すべきは東洋の、中でも日本を大きく取り扱った点だろう。

 従来のMMORPGでも、サービス開始時はヨーロッパの神話や建築物をモチーフにし、その後アジア風のマップやアイテムを追加するというのはよく見られるが、武刀の天地は徹底して東洋をテーマにした新システムとなっている。

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 新マップの名は「徳之諸島」、新スキルは「侍」と「忍者」に関連したスキルが追加された。さらにアイテムでは「着物」や「折り紙」、「盆栽」、「脇差」など挙げていけばキリがない。

 日本ユーザーの目を意識したのか、各種新アイテムは細部まで丁寧な作りで、UOでの楽しみの1つである「家のカスタマイズ」なども盛り上げてくれている。まずはこれらアイテムの紹介から、武刀の天地ご案内ツアーを始めて見よう。


着物に帯を締め、草履と刀という完璧な和装。肌が白いのはゲーム内の特殊アイテムを使っているためだが、見た目はほとんど「極道の妻たち」高嶋礼子のようだ

気合の入った和風のカスタマイズハウスだ。UOではアイテムをしまうためのコンテナに、これまで木箱や洋風のワードローブしか作成できなかったが、桐箪笥や行李、一輪挿し風のバスケットなどが選択可能となった

コレクターズアイテムにもなっている「折り紙」。ツル、コトリ、チョウなどの6種類があるが、入手時はただの折り紙で、クリックすることでランダムに形が変化する。入手確率は倒したモンスターから1%程度と低く、人気アイテムの1つだ

 和風なのはマップ名やアイテムだけではない。先に述べた通り新職業としては侍と忍者が今回追加されている。無論、それぞれの職業からイメージされる、特殊技を身に着けられるのだ。侍ならば、次の一撃で止めを刺すことに成功すると攻撃の速度が上昇するが、失敗すると手痛いペナルティを科せられる「Honorable Execution」。忍者ならば秘伝による変化(へんげ)の術「Animal Form」といったものだ。


ニンジャらしさを演出する装備品。腹の「ニンジャベルト」には飛び道具として手裏剣が、収納できるらしい。

忍術スキルの1つ「Mirror Image」こと分身の術だ。対モンスターというより、PK(プレイヤーキラー)を惑わすのに利用できそうである

二刀流武器のダイショウや、ヌンチャク、サイ、鉄扇など新たな武器が多く追加された

美しき徳之諸島

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