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バンダイ「.hack//G.U.」プロジェクト発表会で壮大なメディアミックスを語る(1/4 ページ)

バンダイは、2002年にメディアミックス展開をして話題となった「.hack」シリーズの最新作を発表。それに伴う壮大なプロジェクト内容を公表した。

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 バンダイが2002年に巻き起こした、ゲーム、アニメ、コミック、ラジオなどからなる一大メディアミックスプロジェクト「Project .hack」を、最新作の「.hack//G.U.」の発売を契機に、より壮大に、より濃密に、新たなプロジェクトとして展開していくことを発表した。

 「『.hack//G.U.』プロジェクト」と題した一連の動きは、ゲーム、TVアニメ、ラジオ、コミック、小説、カードゲームなど多岐に渡る。昨年11月よりはじまっている隔月発売の.hack専門誌「G.U.The World」を皮切りに、4月にはテレビ東京系全国5局にて深夜1時30分からTVアニメが放映のほかラジオ放送も開始。5月には満を持してゲーム第1巻(全3巻)が発売される予定となっているなど、前作に負けず大きなプロジェクトとなっている。

 発表会にまず登場したバンダイ常務取締役の鵜之澤伸氏は、「バンダイは2002年に.hackシリーズが発売されるまでは、ガンダムやドラゴンボールなどの既存モノを使ったものではないオリジナルゲームでは、はっきり言ってクソゲーしか出せなかった」と過激に切り出す。それがプレイステーション 2という新しいハードに対応すべく企画された「.hack」シリーズがサイバーコネクト(当時)から持ちかけらるや、メディアミックスという新しい展開に乗って、結果的に成功へと導かれることになったと自負していると言う。

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 鵜之澤氏は、当時ナムコから発表されていた「ゼノサーガ」をシリーズのライバル視(仮想敵国)し、ターゲットを中高校生へと定め、DVDを視野に入れた新しいハードに合わせた展開ができたと振り返る。今ではナムコと同じ会社になるというから運命を感じる。


バンダイ常務取締役・鵜之澤伸氏は、冒頭バンダイとナムコの統合について説明。今年4月に迫ったバンダイおよびナムコのゲーム部門を統合し、2006年4月1日をめどに、バンダイナムコゲームスが誕生することを改めて話す。年間60タイトルほど発売するバンダイと、年間40タイトルほど発売するナムコが合わさることで、年間100タイトルを世に送りだすことができる巨大なゲーム会社となる

 前シリーズは年間4本連続でリリースするという異例の展開で、世界規模で発売。DVDや出版、音楽CDなどのメディアミックスを経て話題を集めた。日本国内だけでも78万本(全世界累計170万本以上)を記録。DVDが国内シリーズ累計20万本(全世界累計37万本)、コミック累計60万部、小説も累計35万部と、音楽CDや商品化アイテムを合わせて全世界で約120億円のビジネススケールとなったと説明する。

 当初は1巻のゲームとして企画されたものを、あとからメディアミックスというアイディアに乗った形となっていたものが、今回はそのノウハウを活かし、企画当初から綿密に計画されたものとなっていると鵜之澤氏は確信をもって「.hack//G.U.」を立ち上げたと明かす。それに伴い今回のプロジェクトでは、「.hack//G.U.コングロマリット」を形成し、事にあたっていくと発表した。コングロマリットとは“関連性のない事業をいくつも手がけている複合企業体”の意で、今回の趣旨とは多少意味合いは異なるが、「.hack//G.U.」を通していくつもの企業の複合体であるとしている。発表会ではそのロゴも公開された。

 続いて「.hack//G.U.コングロマリット」の代表者たちが登壇。バンダイ ビデオゲーム事業部リーダー プロジェクト総合プロデューサーである内山大輔氏から紹介された。


テレビ東京 コンテンツ事業局局次長兼アニメ事業部長 岩田圭介氏は、2002年の前シリーズを振り返り、「映像の何が素晴らしいかという先々のことがすべて入っていること。前シリーズでは昨今話題の放送と通信の融合について言及している」と例を出し、4年前の段階で現状を予言していたと語る。今回も先を見据えたものになると期待していると語った

角川書店 常務取締役 井上伸一郎氏は「今回も出版面で複合的に協力していくために、専門誌を発売している。情報がここに集約していくように仕掛けていきたい」と豊富を述べた
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