レビュー

今度は小さな北京原人を育ててみました――こんなヤツに癒されるなんて、く、くやしい……ッ!!「シーマン2~北京原人育成キット」レビュー(2/2 ページ)

10月に入ったとたん、急に秋めいてきた今日この頃。そんな夜長を(主にひとりで)過ごすのには(いろんな意味で)「シーマン2~北京原人育成キット~」がピッタリですよねー。姿こそ様変わりすれど、やっぱりヤツはヤツでした。

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べ、べつに、シーマンと会うのが楽しみだなんて、全然思ってないんだからね!

「シーマン占い」の様子。ゲーム内通貨とはいえ有料なだけあって、なんだか本格的。個人の各種運勢のほか、友達や気になる人との相性占いなんかもしてくれる

 2日目以降、シーマンとは基本的に朝と夜必ず顔を合わせることになる。朝はその日のノルマや島の状態などとともに、実際のカレンダーに準拠した、その日にちなんだエピソードを聞かせてくれる。夜はその日の収穫物の清算と、さまざまな内容の雑談、そして、プレイヤーのプロフィールを基にした「シーマン占い(ゲーム内通貨で1回300円)」をしてくれる。

 シーマンは相変わらず上から目線な語り口だけれども、その内容は含蓄に富み、深く考えさせられることもしばしば。時には感謝の念すら抱いてしまうかもしれない(そして、そんな姿を決して家族に見られたくないというのも正直なところではある)。

 シーマンとの夜の会話を終了すると、その日の育成はそこまでとなり、自動的にセーブされ電源を切るよう指示が出る。これは実際のカレンダーとリンクしており、翌日まで再開することができない。逆に何日も間を空けてしまうと、ガボちゃんが餓死してしまう事態に陥ることも。このあたりも育成キットと銘打つだけのことはある。

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新しい家族と、訪れる試練の時

 さて、例のタマゴを購入するための資金稼ぎに1日潰し、そして迎えた3日目。ガボちゃんに割ってもらうと、中から出てきたのはなんと女性だった! なるほど、だからルーシーなんて名前がついていたのか。もちろんガボちゃんは興味深々なのだけど、一方でルーシーは怖がってしまい、すぐに逃げ出してしまう。

 そこでまたもやシーマン登場。ルーシーの心を開かせるためにヤツが提示した打開策は、ガボちゃんにとって最初の大きな試練となる。それはまさに序盤のハイライト、すでにどこかのメディアで紹介されているかもしれないけれど、あえてここでは伏せておくので、ぜひその目でガボちゃんの雄姿を目に焼き付けていただきたい。涙もろい人は、ティッシュなりハンカチなりを用意してね。

 この試練の際に、シーマンが非常食となる新しいアイテム(これもモチロン有料)を追加してくれるのだが、これがなんと「明治ミルクチョコレート」と「ペプシコーラ」……。うん、このテイストこそ、シーマンのシーマンたる所以だよね。

 ちなみに、ガボちゃんにペプシを与えると、それまで空腹時は「ムキンポ(=バナナ)」などと言っていたのが、「ペプシ、ペプシ」と連呼するようになる。なんだろう、この汚れちまったような悲しさは……。

 ともあれ、無事に試練を乗り越えて、ガボちゃんとルーシーとの生活が始まる。必要な食料も倍になるが、しかし働き手も倍になったわけであり、大型の動物も狩ることが可能になる。シーマンの要求もエスカレートし、とある猛獣の毛皮がほしい、なんてムチャな要求までしてくるのだけれど、これをふたり(とプレーヤーの助力)で乗り越えていく。やがてルーシーのおなかに宿る、新しい命。

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 だが、そんなふたりに新たなる試練「氷河期」が近付いてくる。環境コマンドで地熱を上げても限界があり、それ以前に、食料となる動物もその姿をほとんど消し、ムキンポ(=バナナ)の木だって枯れてしまった。環境はどんどん厳しくなり行く中、出産の時を迎えるルーシー。

 果たしてガボちゃんたちの運命やいかに? そして、待ち受ける驚愕の展開とは!? 続きはその目でご覧いただきたい。

彼女がルーシー。そのハートを射抜くため、ガボちゃんは命懸けで頑張るのだ。彼女の名前の由来についてのシーマンのウンチクは必聴
氷河期が近づく中、生まれてきたガボちゃんたちの息子・ユースケ。ここまでプレイを進めると、このユースケが我が子のようにカワイイ……と思っていたのだけれど

 ここまでガボちゃんを観察し感じることは、現代社会に生きる我々がつい忘れがちな、本能に直結した部分を思い起こさせてくれる、ということだろうか。

 人に恋することだって、つい二の次三の次になってしまいがちだし(30過ぎるとねぇ……)、動物を食べるということは、どこかでその動物を殺しているという事実があるのに、それを意識することは少なかったりするし、そしてそれらは全て、我々が生きていく上で重要な要素に違いないはずなのだ。

 原始的な生活を通し、人間の本質をかいま見、そして生の喜びを思い出す……都会生活で疲れてしまったような人たちにこそ、是非試してみていただきたい一本である。

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