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「制限のある内蔵音源の方がやりがいがある」――植松氏、「ブルードラゴン プラス」楽曲について語る

「ブルードラゴン プラス」の発売記念して、作曲家の植松伸夫氏のトークイベントが開かれた。植松氏は今回提供した新曲について熱く語った。

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「ブルードラゴン プラス」の楽曲を手がけた植松伸夫氏

 AQインタラクティブは、ニンテンドーDS用ソフト「ブルードラゴン プラス」の発売を記念し、発売日である本日9月4日、ビックカメラ有楽町店本館にて、本作の作曲を担当した植松伸夫氏を迎えたトークイベントを開催した。

 本タイトルは、ミストウォーカーのプロデュース作品として、坂口博信氏が制作総指揮、鳥山明氏がキャラクター原案、植松伸夫氏が音楽を担当したXbox 360ソフト「ブルードラゴン」の続編。物語はシュウたちの住む星が2つに分裂し、崩壊した後に生まれたキューブと呼ばれる立方体が誕生するという「ブルードラゴン」の1年後が描かれている。

 本作ではハードがニンテンドーDSとなり、今回新たにリアルタイムシミュレーションRPGというジャンルにチャレンジ。シュウたちメーンキャラクター以外も新たな影をつくることができ、最大16人のチームをタッチペンで、リアルタイムで動かしながら敵を倒していく内容になっている。何人ものキャラクターに対し、同時に命令を出すことも可能だ。またプレイヤーはいろいろパーツを集めることによって、メカロボを自分で作ることができる。最強のメカロボを作ってそのメカロボをチームに入れるという遊び方も本作の魅力の1つという。イベントでは戦闘シーンの一部が公開された。

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 植松氏はこの「ブルードラゴン プラス」で1曲の新曲を提供している。今回の曲の仕上がりがどうなのか気になるところだ。

 植松氏は「最近いろんなゲーム機も進化して、生録音とかバンド録音とか、スタジオ録音したものがそのまま流せるようになっているじゃないですか。ファミコンやDSの内蔵音源には、制限があるんですよ。でもクリアな音が出せないとか、最大発音数が限られているとか、そういった制限があった方がね、工夫してその人なりのゲームの音楽のおもしろさが作れるのかなと思う。ボクは意外とスタジオ録音したものをそのまま流すよりも、こういう制限のある内蔵音源の方がやりがいがあるんです」と今作への自信をのぞかせた。さらに植松氏は「最終的に何が人間の心を動かすのかというと、和声の動きとメロディーだと思うんですよ。それさえしっかりしていれば、携帯機であろうが次世代機だろうが一緒だと思う」と力強く語った。

帰り際に「これから飲みに行ってもいいですか?」と言って、会場を笑わせた

 会場では「ブルードラゴンプラス」のバトル曲がiTunesで配信されることが明らかにされたほか、植松氏がメーンテーマ曲を手がけた「AWAY シャッフルダンジョン」(以下、AWAY)についても話が及んだ。

 「(『AWAY』の)音楽を作るだけじゃなくて、ゲームの中に世の中にない新しい楽器を登場させることができないかと、企画の方やグラフィックの方と一緒になって考えまして。『レインボーストリームス』という想像上の楽器を作ってね」と植松氏は明かす。レインボーストリームスは鯨のヒゲで作られた弦がある3メートルぐらいのホラ貝だそうだ。

 植松氏は「うそですよ、そんな楽器ないですよ」といいながらも、「でもねトランシルヴァニアの博物館には置いてあったの(笑)。ねーよ!!」と冗談を飛ばし、観客の笑いを誘う場面もあった。

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 最後に植松氏は「『Away』とかゲームも作ってますんで、ぜひこれから期待して待っていてください。よろしくお願いします」とファンにコメントを残した。

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