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「World Cyber Games2008」ドイツ本戦――日本代表大健闘、総合5位に入賞(1/3 ページ)

世界最大のゲーム競技イベントWorldCyberGames2008がドイツ、ケルンで行われた。バーチャファイター5、エイジオブエンパイアIII、レッドストーンの三種目に挑んだ日本チームが見事メダルを獲得!! 日本選手団チームリーダーから見た世界のe-sportsシーンとは?

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78カ国が参加する世界最大のe-sportsイベント「WorldCyberGames」

 e-sportsとは、家庭用ゲームやPCゲームなどのデジタルゲームを競技、つまりスポーツとして捉えるカルチャーで、中国やチリでは「体育種目」として国が管理を行っている。現在、アジア、北米、ヨーロッパでは数々のe-sportsイベントが行われているほか、韓国では社団法人Korea e-sports Assosiation(KeSPA)がプロゲーマーの管理認定を担当、アメリカではテレビ局DirecTVが自社番組としてプロゲーマー番組を放映し、好評を博している。

 今回開催されたのは、ギネスブックにも認定されている世界最大のe-sportsイベント「World Cyber Games」(以下、WCG) 。ドイツ・ケルンで行われたグランドファイナルには世界78カ国の選手が参加、今月5日から9日の4日間にわたって14タイトルの世界最強の座を競い合った。ホストシティー制を採用しているWCGは、過去、韓国・ソウル、アメリカ・サンフランシスコ、シアトル、シンガポール、イタリア・モンツァなどで開催され、来年は中国・成都での開催が決定している。

 イベントコンセプトに「Beyond the Game(ゲームを越えて)」を掲げ、世界各国のゲームプレイヤーが一堂に会するWCG、筆者は一昨年、昨年に引き続き日本予選プロデューサー、日本選手団チームリーダーとして本戦へ渡航した。今回は、8月に行われたWCGアジアチャンピオンシップに続き、10月に行われた日本予選と今回のグランドファイナルについてお届けする。

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WorldCyberGames2008 公式種目

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ゲームオンフェスタ、デジタルコンテンツエキスポ、2つのイベント会場で行われたWCG日本予選

 今年度のWCGの日本参戦タイトルはMMORPGの「RED STONE」、対戦格闘ゲームの「バーチャファイター5 LiveArena」、リアルタイム戦術ゲームの「エイジオブエンパイアIII アジアの覇王」の3種目。今回は例年の日本予選と異なり、複数のイベント会場で予選が行われたのが特徴。

ゲームオンフェスタで行われたRED STONEイベントには数多くの観客が詰めかけた

 まず「RED STONE」の日本予選は、10月19日、池袋サンシャインで行われた「ゲームオンフェスタ2008」のステージイベントとして開催された。WCGの開催決定とともに公開された新たな対人戦モード「決戦」の4vs4マッチで競われる本大会は、オンライン予選を勝ち抜いた総勢6チームでの試合が行われた。

 この「決戦」モード、ベースはMMORPGだが、チームでどの職業をどういったスキルで編成するかが大きなカギを握るため、ややストラテジックなプレイが要求される。その中で、味方に防御属性の魔法をかけるビショップ、味方の攻撃補助魔法に優れるウィザード、敵キャラクターの足止めを行うリトルウィッチ、直接攻撃でダメージを与える剣士でチームを編成したチーム「happysweets」(ぷりん:渡辺裕斗選手、ポッキー:上田翔太選手、ストロベリー:北川恭章選手、チョコレート:高見智大選手)が見事優勝、本戦への渡航、賞金16万円と副賞としてOCZテクノロジーマウスパッドが贈られている。

 翌週、10月25日~26日の2日間にかけて、デジタルコンテンツエキスポ(DC EXPO)内イベントe-sports Festivalで「バーチャファイター5 LiveArena」、「エイジオブエンパイアIII アジアの覇王」の予選が行われた。25日にはWCG日本予選の独自イベントオンラインFPS(一人称視点のシューティングゲーム)「WCGチャレンジ サドンアタック 3on3」が開催、9月~10月中旬にかけて日本各地のネットカフェで行われた予選を勝ち抜いた猛者によるリーグ戦が競われた。結果は名古屋のinternet&comiccafe ROUNGE代表、iZoNeが優勝、賞金15万円、副賞としてダーマポイントヘッドセット、Auzenサウンドカードが贈られた。

 続いて、日本でも根強い人気を誇るRTS(リアルタイムストラテジーゲーム)「エイジオブエンパイアIII アジアの覇王」部門では、2日間にわたって行われたトーナメントの決勝戦は奇しくも17歳同士の新進気鋭のプレイヤー同士の対決となった。日本文明をメインに使用し他のRTSタイトルでも優秀な成績を収めているnemuke(尾崎大悟)選手に対するは、オンラインランキングでも上位にランクインしているAirlity(佐藤拓也)選手。2本先取で行われた試合は2-1でnemuke選手が勝利。賞金5万円と副賞としてOCZテクノロジーマウスパッドが贈られた。本種目は本戦参加枠が2枠あったため、2名が本戦へと駒を進めることになった。

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 そして、最後に行われたのが日本が誇る対戦格闘ゲーム「バーチャファイター5 Live Arena」。過去に行われた国内大会の優勝者がひしめくトーナメントを勝ち上がったのは酔拳の使い手、シュンを操り過日行われたWCGアジアチャンピオンシップで優勝を収めた板橋ザンギエフ(熊田大幹)選手。賞金5万円と、副賞として本戦への渡航、ホリのリアルアーケードPro.Exが贈られた。

 次ページではハイレベルな数々の試合を勝ち抜けてきた日本代表選手7名による本戦の様子をお届けする。

国内人気ナンバーワンのタイトルだけあって、プレイヤー層も厚く、ハイレベルな試合が繰り広げられたサドンアタック
ゲームの情報が相手に伝わらないように、エイジオブエンパイアIII アジアの覇王のトーナメントは別室で試合が行われた
WCGアジアチャンピオンシップに続き、再び日本代表として参戦する板橋ザンギエフ選手
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