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すべてはユーザーのために――驚きの進化を遂げた「Forza Motorsport 3」インタビュー

東京ゲームショウでプレイアブル展示されていた「Forza Motorsport 3」の開発元、Turn 10 Studiosのシニアゲームデザイナーを勤める谷口潤氏にその進化のほどを聞いてみた。

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谷口潤氏

 マイクロソフトが10月22日に発売する予定のシリーズ最新作「Forza Motorsport 3」(以下、「Forza 3」)を来る10月22日に発売する。東京ゲームショウでもプレイアブル展示されており、遊んだ方も多いことだろう。「Forza 3」では、400車種以上のカーラインアップをはじめ、従来のシリーズに登場したコースを再収録、100以上のコースが用意される。よりオンラインでのコミュニティを重視した作品となっている。主な特徴として挙げられるのは以下の点だ。

  • フェラーリやポルシェなど国内外50を超える自動車メーカーの400車種以上のカ―ラインアップ
  • シリーズ登場済みのコースを含め、100以上のコースが収録される
  • グラフィックはHD1080p/D5対応で、秒間60コマ描写。内装まで忠実に再現している
  • ブレーキ操作から解放される「オートブレーキアシスト機能」、ミスした前の走行状態に巻き戻る「リワインド機能」、最適のアップグレードを選択装備してくれる「クイックアップグレード機能」などのアシスト機能搭載
  • 車体へのペイント、カスタム、チューニング機能を進化。チューナーやペインターのラインキングも用意。
  • シングルプレイ用に220種類のイベントを用意
  • Xbox 360 ワイヤレス レーシング ホイールのフォースフィードバック機能に完全対応

 発売日当日には「Forza Motorsport 3 リミテッド エディション」も発売される。こちらには、特製USBメモリー(2GB)や特製キーチェーンが同梱されるほかに、5種類のスペシャルカーパック、Turn 10 Studiosがペイントした歴代のパッケージ掲載車が収録されたゲーム追加コンテンツダウンロードカードも付属する。

 今回、開発元であるTurn 10 Studiosでシニアゲームデザイナーを勤める谷口潤氏がインタビューに答えてくれた。谷口氏は前述した特徴を紹介したのち、シリーズ一貫したリアルの追及を強調。全車種にコックピットビューを実現した点やレースの臨場感だけでなく、さらに一歩踏み込んだユーザー間のコミュニケーションでも充実した内容となっていると説明する。

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 例えばレースシミュレーターとしてならば、クラッシュやミスをした前の走行状態に巻き戻す「リワインド機能」がいつでも任意に使用できる点は、ユーザビリティの強化としてうれしい機能だろう(ただし、ランキングなどには機能を使用した旨が表示される)。縁石に乗り上げるなどして起こる「ロールオーバー」(横転)などで、車体がダメージを受け、見た目も走行にも影響を及ぼすなど、よりリアルを追及したものの実装されている。もちろん、横転してもアクセルを踏み込めば復帰するのでご安心を。

 「リワインド機能」に代表されるユーザビリティでは、ほかにも「オートブレーキアシスト機能」や「オートチューニング機能」など、オンオフが切り替えられるおなじみの機能もより進化している。こうした機能を存分に生かせるのが開発元がリスペクトしてやまない峠のコース「Fujimi Kaido(富士見街道)」にほかならない。

 「富士見街道」は、北関東にある富士山が見える架空の道路をモデルにしており、前作の2倍の長さを誇る。ドリフトに特化したといっても過言ではないコースで、「頭文字D」に登場する秋名山を再現したような場所もあるのだとか。Forza 3では、方向パッドの左を押すことでいつでもドリフトモードに切り替えることができる。ドリフト時のスピードと角度、それからコースの内側外側とサジェスティッドラインに対するプロクシミリティ(近接度)、によてポイントが算出される。もちろんマルチプレイにも対応しており、ランキングにも反映。いかに高いポイントを加算していくかでめまぐるしくランキングが変化していくことが予想される。コースにはドリフトゾーンという見えない設定がなされており、直線でむやみにドリフトしても、加算されない。また、一度走ったところを戻って走行してもやはりドリフトポイントは加算されない。まさに職人技がさえる走行シーンはプレイデータを配信したり、動画で公式サイトにアップロードすることもできる。

 取材中に、特別にセッティングされた6画面での環境で、この富士見街道を挑戦できる機会を得たが、オートブレーキングを外した瞬間にすべるすべる……。これはけっこう手ごわい。この富士見街道を華麗に走行するドリフトパフォーマンスがあるので、こちらを見てほしい。

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 今作では、「ストアフロント」を注力したと谷口氏。デザインエディターやオークション、ハウス、チューニング、ガレージを使用し、すべての収録車種をペイント、カスタムすることが可能なのだが、さらにXbox LIVEを通じて世界中の人々と共有できる。

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 カーペイントで使えるレイヤー数は4100枚に増加し、ペイントに使える基本パーツも400種類以上用意されている。なお、本作からペイントは「デザイン」と「バイナル」という2つに分けられている。「デザイン」は、車両に施されたペイントそのものを指し、デザインそのものを販売・配布することができる。同車種間であればまさにはめ込むかのようにデザインを利用することができるわけだ。また、「バイナル」は、車両の形に関係なく販売・配布することが可能なデザインパーツで、シールのようなものと思っていただければ分かりやすい。他車種間でも自由に流通させることができる点では自由度も高い。

 評価の高い有名プレイヤーのチューニングなどを販売・配布することも可能だ。これも拡張した「ストアフロント」で可能。ユーザーは「マイストアフロント」でショップを開き、任意で販売価格、配布可能数などを設定することができる。検索システムを強化した「レーティングシステム」では、各ユーザーが販売・配布しているユーザーに対して5つ星で評価することができる。これを利用してユーザーは効率的にアイテムを探すことができるようになるだろう。

 最後に谷口氏は、前作の「キャリアモード」に変わる、「シーズンプレイ」について説明してくれた。本作では、プレイヤーのレベルや所有する車のクラスなど現状を鑑みて、その時々に合わせたイベントを提案してくれる「オート・イベント・セレクション」機能を搭載している。すべてのイベントを体験したいという欲張りなプレイヤーには、「イベントリスト」も用意されているので、リストを埋めていきながらイベントをこなすことも可能だ。220もあるイベントをクリアしていくだけでも時間はいくらあっても足りないことだろう。

 なお、ダウンロードコンテンツの予定もあると谷口氏。車種やコースの追加はもちろんだが、ほかにもなにかしらのサービスも考慮しているとのこと。

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