コラム

第23鉄 位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(計画編)杉山淳一の +R Style(5/5 ページ)

「130円大回り乗車」をご存じだろうか。“JRの初乗りきっぷでどれだけ遠回りできるか”という遊びだ。実際にやることはないと思っていた筆者は、ある携帯ゲームがきっかけで、ついに“大回り”を実行してみることにした。

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 まずは時刻表でシミュレーション。始発電車からたどっていくと、高崎あたりで一日が終わってしまった。やはり都心でちょろちょろしてはいけない。そこで、都心を突っ切って房総半島を一周するルートを検討する。さらに成田線・水戸線・両毛線・八高線・相模線で周辺部をめぐってみた。しかし相模線に乗ると、茅ヶ崎あたりで0時を超えてしまい、残念ながら大森の隣の蒲田に戻れない。代わりに、八王子から横浜線で東神奈川に出るとうまくいくようだ。

 さらに考える。八高線をあきらめ、高崎からいったん新宿に戻って中央線で八王子に出ると、八高線経由の場合とほぼ同じ所要時間になると分かった。八高線はゆっくり走る上に接続がよくない。その一方で、都心へ向かう電車は速くて本数も多い。しかも、周辺部から大胆に都心に切り込むことで距離を稼げた。同様に、東京から千葉へ向かうルートも変更する。総武線で直行するよりも、常磐線で新松戸に出て、武蔵野線で西船橋に出るように迂回した。どちらも内房線の同じ列車に乗り継げるから、少しでも遠回りな新松戸経由にしようという作戦だ。

 続いて位置登録のポイントも決める。1日の制限は10回だが、自宅は前日に登録すればいいし、帰ってからも日付をまたいで自宅で登録すればいい。こうして経由地に10地点を割り振った。スタートとゴールを含め、合計12地点で位置登録できる。

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 こうした試行錯誤の結果、以下のようなルートに決定した。……と、文章に書くと1行だけれど、実はここに至るまでに、ほかにもルートを検討し、時計回り、反時計回りと接続を試した。たった1行のために半日かかっている(笑)。


半日がかりでコロプラ用ルートが決定(ホントは八高線にも乗りたかったけど……)

 さて、このルートに実際に乗車して、いったいどれだけの「プラ」を稼げるだろう。ちなみに乗車距離の合計は817.2kmである。果たして旅は順調に進むのか。机上ではうまくいっても、乗り遅れや電車の遅延があれば達成できないスケジュールとなっている。そんな不安を感じつつ、久しぶりに訪れる内房線・外房線などの車窓が楽しみだ。


果たして成功するか? 次週を待て!

 次回はいよいよ実行編。成功か失敗か? 乞うご期待!(続く)

バックナンバー

 →位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(ルール解説&計画編)

 →位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(出発進行編)

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 →位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(完結編)

今回の電車賃

 今回は計画編なので0円。0円で机上旅行を楽しんだことになるかな?

 次回はもちろん130円(その日のうちに予定通り帰ってこられれば)。

著者プロフィール:杉山淳一


著者近影(2006年5月に閉館した、東京・万世橋の交通博物館にて)

 肉食系鉄道ライター(魚介類が苦手)にして、前世からの鉄道好き。生まれて間もなく、近所を走っていた東急池上線の後をついていったという逸話あり。曰く「いつもそばを走ってたから、あれが親だと思った」

 コンピューター系出版社でゲーム雑誌の広告営業を経験した後、フリーライターとなる。オンライン対戦ゲーム、フリーウェア、PCテクニカルライティングなどデジタル系の記事を専門とし、日本初のEスポーツライターとしてオンライン対戦ゲーム競技を啓蒙する。

 趣味は日本全国の鉄道路線探訪で、現在の路線踏破率は約8割。著書は『もっと知ればさらに面白い鉄道雑学256(リイド社)』『知れば知るほどおもしろい鉄道雑学157(リイド社)』『A列車で行こう8 公式ガイドブック(エンターブレイン)』など。

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