連載

日本人泣かせのライセンスビジネスくねくねハニィの「最近どうよ?」(その36)(1/3 ページ)

久しぶりにごっついインフルエンザにかかって(新型じゃないよー)ダウンすること7日間、やっと回復しかけたところにアメリカ出張に出かける(涙)くねくねハニィがお届けする、2010年最初の「最近どうよ?」の第36回目。今回はライセンスビジネスのお話。ちょっと辛口だけど、日本人のためにあえて涙をのんで書いてみたので、読んでよろしこ。

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2010年最初のハニィです

 あけましておめでとー! ちと遅いか(笑)。2010年を迎えて、ますますいろんなことをいろんな角度から伝えていきたいなって思ってるくねくねハニィの「最近どうよ?」36回目なのでやんす。今年もよろしこっ。しかし今年の冬は暖冬の予定だったはずでは? 雪国育ちのハニィにもこの寒さはきついっすねぇ。ここのところ1週間ほどずっと熱が下がらず、2回もお医者に行ってしまいましたよ。風邪とインフルエンザに加えて気管支炎ってどんだけ併発してるんだろう……。皆様もお身体にはお気をつけ遊ばせ。

 2009年はハイスペック機を含めた新ハードも出回った感があって、ソフトも日本では「ドラゴンクエストIX」、「ファイナルファンタジーXIII」が発売され、欧米では「Call of Duty: Modern Warfare 2」が記録的なヒットだったから、世界のゲーム市場としては大きなタイトルに恵まれた一年だったと言えるかもね。2009年の年間データを集計しているところなので、次回は「まとめ」を書きたいと思っておりまする。集計をしている合間に、くねくねハニィが見た「日本人とライセンス」をお送りしまっす。

 とその前に、年末商戦のピーク12月はどうだったかなぁと気になるあなたに、北米12月販売実績だ!

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12月の北米市場報告

ハード(2009年12月)

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NPDデータより

 何と12月は任天堂だけで700万台のハードを北米で売ってしまったんだよぉ。すごいねぇ。PS3の136万台、Xbox 360の131万台も大したものなのに、任天堂のWiiが381万台、ニンテンドーDSが331万台と聞いてしまうと、やっぱり任天堂あってのゲーム市場と思い知らされるよね。12月は何と市場売上金額で前年比4%増とのこと、この微増はハードの売上によってもたらされたもので、ソフトは前年比マイナス7%とな。ハードが出回ったこの時期としては、あれれ? な結果と言えましょうぞ。

 Wii、PS3、Xbox 360すべてのハードで単価が下がっているのに、市場を押し上げるくらいの売上金額増を記録したのね。これって値下げ効果でユーザーがゲーム機を買ってくれたってこともあるけど、ハニィとしてはよくここまで在庫があったなぁと。在庫を恐れて少なめに出荷しがちな昨今、思い切って出荷をしたのはメーカーの英断でしたね~。

 PS3はXbox 360を若干おさえてのハード売上2位になりました! インストールベースでようやく1000万台を超えるハードに成長したんですよ。ちなみにWiiは2700万台超、Xbox 360はもうすぐ1900万台という感じ。かなり水を開けられてますけど、春に発売の「God of War III」に向けて順調な道筋ではないかと思います。ちなみに、ニンテンドーDSはもうすぐ4000万台、PSPだって1700万台も出回っているのだ。あとはソフトが順調に売れてくれれば……。

ソフト(2009年12月)

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NPDデータより

 「Call of Duty: Modern Warfare 2」はこのままいくと、北米単独で1000万本を超える勢い。新たなお化けソフトがどこまで数字を伸ばしていくのか確認しないとね。この驚きのソフトを見た後に、「New Super Mario Bros.Wii」が発売2カ月で全世界1000万本販売というニュースがあって、こちらも驚きでしたね。「Wii Fit Plus」も売れてるし、発売以来それほど大きな動きがなかった「Wii Sports Resort」も好調だし、任天堂の嵐が戻ってきた感じですね。

 やっぱり「クリスマスはファミリーで遊ぶ」ってことの裏付けかもね。年末商戦に向けて新作ソフトが数多く売られているのに、「Wii Play(はじめてのWii)」(ハードを買う時にもう1個コントローラが欲しいから買うよね!)や「Mario Kart Wii」がトップ10に入ってくるのは、任天堂ソフトの底力を感じる結果ですな。任天堂の不振といろんなところに書いてあったけど、最終的にふたを開けてみたら、やっぱり任天堂の年末だったね~。

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 Call of Dutyシリーズが売れているからと言って、Activisionがウハウハって言うのもセッカチな話で、肝煎りで10月に発売した「DJ Hero」 も、マルチプラットフォーム(Wii/PS3/Xbox 360/PS2)のトータルで78.9万本。悪い数字ではないけれど、期待度が高かったので「あれ?」感は否めないし、かつてはドル箱だったTony Hawkシリーズ最新作「Tony Hawk:Ride」 も11月に発売してペリフェラルとしてボードをつけてみたものの、やはりマルチプラットフォームで53.5万本と今一つの年末商戦だったわけです。また、復刻の「Wolfenstein」は8月に発売以来PS3/Xbox 360両方合わせて16万本(涙)と、タイトルによっては苦労してたりするんですよ。

 ハイスペック機になってから開発費が高騰して、マルチプラットフォーム化によって回収源を増やそうとしても、売れなければ未回収のリスクは旧プラットフォームよりも大きいのだ。大手パブリッシャーといえどもプロダクトラインアップ上、すべてがうまく行っているわけではないのよね。

 と不景気な話はともかく、北米の2009年度ゲーム市場(PCは除く)は、196.6憶ドル(約1兆8,000億円)。昨年の214億ドルから比べると約8.1%の市場規模ダウンとのこと。でも、11月までは本当に心配だったんだけど、やっぱり北米市場はまだまだ勢いがありますな。と、きちんとしたまとめは2月末(約束できない?)の「最近どうよ?」で語りますんでよろしこ。

 それでは、「日本人とライセンスビジネス」に参りますぞよ。

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