ニュース

TGS会場で見つけた、カメラ不要の「未来のモーションキャプチャ」日々是遊戯

ゼロシーセブンが「東京ゲームショウ2010」に出展していた、最新のモーションキャプチャ技術が面白かったので紹介します。カメラを使わないモーションキャプチャ技術とは!?

advertisement

導入の敷居はぐっと下がりそう

 今やゲーム開発のみならず、映画やプロモーションビデオ、スポーツ科学など様々な分野で活用されている「モーションキャプチャ」。「東京ゲームショウ2010」のゼロシーセブンブースで、ちょっとユニークなモーションキャプチャツールを見つけたので紹介します。

 最大の特徴は何と言っても「カメラを使用しない」こと。従来のシステムでは、アクターの動きをカメラで取り込む「光学式」が主流でしたが、ゼロシーセブンが提案する新システム「MVN」では、カメラを一切使うことなくモーションを作成できるのが特徴となっています。でも、カメラもないのに一体どうやってアクターの動きを感知しているのでしょうか?

ブース内で行われていたデモの様子。カメラもないのに、スタッフの動きがリアルタイムでモーションデータ化され、ブース内のモニタに映し出されています

 秘密はアクターが着ている専用のスーツにありました。このスーツ、実は全身17カ所に小型の慣性センサーを搭載しており、カメラを使わずともアクターの動きをリアルタイムで検出・送信することができるのだそう。慣性センサーと言えばPlayStaiton Moveにも採用されている位置検出技術のひとつですが、慣性センサーだけでここまで正確な位置検出が可能なんですね。

advertisement
こちらは併せて出展されていた、マーカーレスモーションキャプチャーシステムのデモンストレーション。こちらは従来と同じくカメラや専用のスタジオを必要としますが、マーカーや特殊スーツを必要とせず、普段着のままキャプチャが可能となっています

 会場のスタッフに慣性センサー式のメリットを尋ねてみたところ、「やはり設置に場所をとらない点が大きいですね。専用のスタジオを必要としないため、スカイダイビングやスキーといった屋外での利用も可能で、さらに導入コストも光学式に比べて安価となっています」とのこと。確かに従来のシステムでは、光るマーカーが付いた専用のスーツと、大がかりな撮影スタジオが必須でしたが、慣性センサー式ではそのどちらも不要。海外ではすでに「KILLZONE」シリーズなどの大型タイトル開発でも利用実績があるとのことで、今後は光学式に代わって、もしかすると慣性センサー式がモーションキャプチャツールの主流になってくるのかもしれません。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 柴犬「友達〜!!!」 お母さんの寝坊で散歩が遅れた柴犬、ワン友に会えず……→怒りMAXの拒否柴発動に母「スマン……」
  2. 素潜りでイソマグロを突いたら海に引きずり込まれ…… 水深25メートルの激闘が100万再生「怖い」「磯のダンプカー」
  3. 隣家にいった飼い主、ふと視線を感じると柴犬たちが……? じーっと監視するワンコきょうだいの圧に爆笑
  4. カナダ留学中の光浦靖子、得意の手芸でまたしても力作を生み出す 「クオリティ高すぎ」「もープロですね」
  5. 「スト6」フランス大会決勝、モニターにペンキで中断 環境団体乱入で
  6. ごみ置き場に捨てられていたボロボロの子猫を保護、懸命に看病をして…… 元気な家猫になったビフォーアフターに感動と感謝の声
  7. 柴犬がプールからあがろうとした瞬間……! 「何回見ても爆笑」「好きすぎる」コントのようなずっこけハプニングが発生
  8. 「やばい電車で見てしまった」「おなか痛い、爆笑です」 カメがまさかの乗り物で猫を追いかける姿が予想外の面白さ
  9. 突然現れた痩せて汚れた野良猫、「ごはんくだちゃい」と訴えてきて…… 距離が縮まっていく姿に「涙が出ます」と100万再生
  10. 「それでも かぶは 抜けません」 大きなかぶが抜けない“まさかの理由”に「でしょうね」とツッコミ殺到