コラム
» 2005年01月05日 19時06分 公開

新米記者の家族捜しとゲーム三昧の行き当たりばっ旅:ゲームは国境を越えたのか?(前編) (2/5)

[加藤亘,ITmedia]

成田国際空港で趣旨を変更

 なんとか(本当になんとかなるものだ)成田空港第1ターミナルへ移動し、7時45分にチェックイン。カウンターで往復航空券をもらうことができた。

 成田国際空港――。

 昨年開港25周年を迎えた千葉県成田市にある国際空港。年間利用者数が昨年の12月18日、1978年の開港以来初めて3000万人を突破し、日本の空の玄関口をして、第1ターミナルと第2ターミナルを併用し運用されている。

 冷静になってみると正月の空港内は家族連れやカップルが海外旅行へ出発するのにごった返している。よくよく観察すると小さいお友達の手には、ゲームボーイアドバンスがあるではないか。そこでひらめいた。早くも趣旨変えである。

 成田空港1月1日の利用者数は約4万人。日本の総人口は約1億3000万人。つまり3250人に1人の確率でこの空港を利用していることになる。日本でのDS出荷数は100万台出荷を達成、PSPも50万台の出荷を見込んでいた。つまり、本日成田空港使用者のうちDSもしくはPSP所持者は……たくさんいるはず!(注:彼は英語も不得意だが、数学もからっきしです)ここにいれば結構な確率で友達を増やせるのではないだろうか! 題して「最新ゲーム携帯機で仲良くなろう」作戦。これで携帯ゲームの普及率を知りつつ、交友も深められるという寸法だ。

 そんなわけでDSを取り出しピクトチャット、PSPでは「どこでもいっしょ」を立ち上げ、いつでも名刺交換できるように待ちかまえたが、まるで反応がない。大きなお兄さんがDSとPSPを両手に妙なアピールをする姿に、「見ちゃいけません」と子供に言い聞かせる親の姿がチラホラ。

 もしかしたら場所(ノースウエスト航空は第1ターミナル)が悪いのではないかと、第2ターミナルへわざわざ移動し、再チャレンジしたものの、やはり誰も見向きもしない。唯一、ある子供が「あ、PSPだぁ!」と興味を示してくれたものの、ここでも見事ご両親にブロックされる。教育が行き届いているようで、以後知らないふりをされる。

第2ターミナルで一緒にゲームしませんかとアピールする正月からめでたい新人記者。早くも羞恥心がなくなっている。ちなみに撮影はたまたま近くにいた佐々木御夫婦に依頼。嫌な顔ひとつせずの撮影、ありがとうございました。よい旅を
もちろんここでもDSのピクトチャットを起動させ、友達を探すものの、参加者0のままタイムリミットとなる。そもそもDS持っている人すら見かけなかった……。幸先の悪い、不安だらけの幕開け

 この後、第1ターミナルへ戻り、有り金全部をUSドルに両替する。トラベラーズ・チェックという便利なものもあるが、どうせ現地へ行っても大きな買い物をする予定もないしと購入するのは控えることにした。

 この後、いわゆる手荷物検査を受ける。やけに軽装なのに電気機器(主にゲーム)のみしか入ってないリュックの中身に、係員は興味津々のようだ。先のテロ以来、手荷物検査はいっそうの厳重さを増し、電気機器にいたってもいちいち電源を入れて起動するかを確認することになっている。もちろんDSやPSPも起動。係員にやってみますか? と冗談で聞いたらさすがに無愛想に断られた。

まさに手荷物検査中を撮影。生活必需品(髭剃りくらいか)が一切見あたらない手荷物に係員は不審顔。おまけに撮影しようとするとあからさまに嫌がった。そりゃそうですよね。袋の中はコード類一式。

いざグアム上陸

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